
ブライトンが、シャフタールのウクライナ代表DFミコラ・マトヴィエンコ獲得に向けて再オファーを提出したようだ。26日、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のTwitterで報じている。
ロマーノ氏によると、マトヴィエンコ獲得に向けてブライトンが再オファーをかけたとのこと。1度目は移籍金1100万ユーロ(約15億円)という条件で入札したものの、シャフタール側に受け入れられず。しかしながら、ブライトンはすぐに2度目のオファーを提示し、それは移籍金1600万ユーロ(約23億円)+ボーナス400万ユーロ(約5億円)の最大2000万ユーロ(約28億円)というものだったと伝えられている。
ただ、シャフタールはこのオファーにも断りを入れた模様。同クラブはマトヴィエンコ放出の条件として、移籍金3000万ユーロ(約42億円)を要求しているとされ、クラブ間でまだ隔たりがあると報じられている。
現在26歳のマトヴィエンコは、シャフタールの下部組織出身。2度のローン移籍を経て、主力に定着。希少な左利きのCBで身長は182cm。今季のウクライナ・プレミアリーグでも13試合に出場している。ウクライナ代表では2017年3月のデビュー以降、全部で54試合の出場経験を持っており、EURO2020でも全5試合にフル出場するなど、不動のレギュラーとして君臨している。
なお、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督とはシャフタール時代の1シーズンだけ共闘。また、2020年冬にはアーセナル移籍が間近に迫っていた過去もある。
初の海外移籍が噂されるマトヴィエンコ。その舞台はプレミアリーグとなるのか。