海自の主力航空機SH-60Kヘリコプターから初の除籍 運用は18年間 千葉・館山

どこかの基地でゲートガードになったりするのでしょうか?

原型は米国 度重なる独自改良が施された日の丸「シーホーク」

 海上自衛隊 館山航空基地(千葉県館山市)に所在する第21航空群は2023年1月13日(金)、公式Twitter(ツイッター)において、SH-60Kヘリコプターの8405号機が除籍になったことを発表しました。 SH-60Kから除籍機が出るのは今回が初めてで、説明によると8405号機は2005(平成17)年10月に製造され、海上自衛隊で18年間運用されたそうです。

 SH-60Kは海上自衛隊の主力ヘリコプターで、アメリカのシコルスキー社が開発したSH-60B「シーホーク」艦載ヘリコプターをベースに日本独自の改良を施して制式化したSH-60J哨戒ヘリコプターの発展型です。 2001(平成13)年3月27日に試作機が初飛行したのち、2005年8月から運用を開始しています。SH-60Kは三菱重工で試作機1機、量産機81機が調達・生産されているものの、今回除籍となった8405号機は最初に製造された7機のうちの1機になります。 なお、防衛省・海上自衛隊では2023年現在、SH-60Kにさらなる改良を加えた新型、SH-60Lヘリコプターを試験中で、予定では2023年度末までに防衛大臣の部隊使用承認を受け、量産へ移行する予定です。

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