キャロウェイが新ブランド『パラダイム』を発表! 石川遼「初対面とは思えない」

13日(金)にキャロウェイゴルフは新ブランド『パラダイム』を発表。ゴルファーがドライバーに一番求める「飛び」と「やさしさ」を両立するモデルとなっている。先週は、ジョン・ラーム(スペイン)が米国男子ツアー「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で投入していきなり優勝。話題となっていた。

この日、都内で行われた新製品発表会には西村優菜が登場。『パラダイム』には業界初となるソールもクラウンもカーボン素材だけで作られた『360°カーボンシャーシ』を採用しており、これを持った西村は、「軽さにビックリしました。おもちゃみたいな感じ」と話す。すべてチタン素材で作るよりも44%軽量化できたことで、余剰重量を利用して、これまでの概念(パラダイム)を打ち破る「飛び」と「やさしさ」を実現。『エピック』や『ローグST』にも使われていたフェースの後ろにある『JAILBREAK』(ジェイルブレイク)は、よりスリムになって『パラダイム』にも採用されている。

ドライバーのヘッドは4種類。スタンダードモデルでヘッド後方にペリメーターウェイトが付いた『パラダイム』、ボールのつかまりがいい『パラダイム X』、ツアープレーヤーが好む小ぶりなヘッド形状の『パラダイム ◆◆◆』(トリプルダイヤ)、もっとも軽量で楽に飛ばせる『パラダイム MAX FAST』となっている。西村が「もともと小ぶりのヘッドが好きで、振り抜きやすい」と選んだのは『パラダイム ◆◆◆』。アドレスしたときの顔は「構えやすくてつかまりやすく見える」という。

さらに、実際に打った感想は「ボールを強く押していく感覚。初速は速いけど、フェースにくいついてくれる。出球から着弾までブレない」。テストした映像では、3球連続で打って、その3つの弾道がほぼ重なる安定ぶりだった。

『パラダイム』をテストした映像には石川遼も登場している。西村と同様に『360°カーボンシャーシ』を持つと、「めちゃくちゃ軽いです」と驚き、ボールを何球か打つと、「初対面とは思えない。何球打ってもあんな感じになる」と安定したドローボールを連発。さらに「自分の思った球が出てくれやすい」と気に入った様子だった。

『パラダイム』は2月下旬発売予定。11日にはテーラーメイドの『ステルス2』の発表会が行われ、これは2月17日に店頭に並ぶ。昨年はテーラーメイドの『ステルス』と、キャロウェイの『ローグST』が熾烈な争いを繰り広げた。今年は『パラダイム』と『ステルス2』にピンの『G430』を加えた3ブランドが火花を散らすことになりそうだ。

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