アーセナル、ムドリク獲得へ大きく前進か…総額約126億円で合意間近と現地報道

 アーセナルがシャフタール所属のウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの獲得に近付いているようだ。13日、『テレグラフ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 かねてからムドリクに対し強い関心を示していることが明らかになっているアーセナル。同クラブは今冬の移籍市場での獲得に向けて、先月に総額6500万ユーロ(約92億円)の最初のオファーを提示。さらに今月に入って6200万ポンド(約99億円)相当の2度目のオファーを提示したものの、どちらもシャフタール側に拒否され合意には至らなかった。

 アーセナルはその後もシャフタールとの交渉を継続。移籍金の支払い方法やボーナスやアドオンの金額についての検討を重ね、3度目のオファー提示に向けた準備を進めていると伝えられていた。

 今回の報道によると、クラブ間での交渉がここ数日間で大きく進展し、アーセナルはシャフタールと今冬のムドリク移籍で合意に近づいているという。現在は諸々の条件や契約の詳細部分の最終的な調整に向けて、クラブ間で話し合いが行われているようだ。なお、移籍金は総額8000万ポンド(約126億円)程度に上る見通しで、『デイリーメール』によるとアーセナルはそのうち5000万ポンド(約79億円)を先払いする用意があるという。

 現在22歳のムドリクはシャフタールの下部組織出身で、2021年1月にトップチーム昇格を果たした。同クラブでは左ウイング(WG)を主戦場にここまで公式戦通算44試合の出場で12ゴール17アシストをマーク。今シーズンはウクライナ・プレミアリーグで12試合出場7ゴール6アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で6試合出場3ゴール2アシストという見事な成績を収めている。

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