
そのまま食べても美味しいチャーシューは人気の食材です。旨味がギュッと凝縮していて、チャーシューを料理にプラスするだけで、より風味豊かに。そんなチャーシューを自宅で作ってみませんか? そこで今回は、プロが伝授する本格的なチャーシューの作り方をご紹介します。
出典:E・レシピ「簡単! フライパンでチャーシュー丼」
チャーシューを使ったおかず、ご飯、麺類、パンレシピ【15選】もピックアップ! 自家製チャーシューは保存袋に入れて密封すれば、3日から1週間は冷蔵保存できますよ。
■プロ直伝! 手作り本格チャーシュー
出典:E・レシピ「プロ直伝! 手作り本格チャーシュー」
【材料】(作りやすい量)
豚バラ肉(塊) 600~800g
<だし汁>
水 2000~2500ml
サバ節(厚削り) 80~100g
鶏ガラ 2羽分
<調味料>
三温糖 大さじ4
酒 200ml
みりん 200ml
しょう油 400ml
ニンニク 5~6片
白ネギ 2本
【作り方】
1、<だし汁>の水を煮立てサバ厚削り節を加え、煮立ったら中火にして1分煮だし、火を止める。サバ厚削り節が沈んだらキッチンペーパーでこす。
2、鶏ガラは熱湯でサッとゆで、きれいに水洗いして内臓などを取り除きザルに上げる。
3、(1)のだし汁に2を入れて30~40分煮て鶏ガラを取り出し、<調味料>を加える。
4、豚バラ肉はフライパンで表面に焼き色が付くまで焼き、脂がでたら(3)に加える。ニンニクは縦半分に切って芽を取り、白ネギは根元を切り落とし水洗いし、鍋に入る長さに切って加え強火にかける。
5、煮立ったら火を弱め、落とし蓋をして約1時間30分煮込み、火を止める。常温まで冷めたら、煮汁ごとタッパーに入れて冷蔵庫で1日寝かす。
6、固まっている脂を取り除いて、チャーシューを別の保存容器に入れて冷蔵庫に入れる(チャーシューの出来上がり)。
このレシピのポイント・コツ
・今回は混合削り節(サバ、イワシ、アジなど)を使っています。
・豚バラブロックは脂の側をフライパンにのせ中火にかけ、脂が出てきてフライパンにくっつかなくなってから豚バラブロックを返してください。
・残った煮汁は冷凍保存し、次回チャーシューを作るときに使えます。
■おつまみにも、チャーシューを使った【おかず】レシピ5選
・ネギチャーシューのおつまみ
出典:E・レシピ「ネギチャーシューのおつまみ」
切って和えるだけの簡単レシピがこちら。白ネギは斜め薄切りにしてサッと水に放ち、水気をきり、チャーシューは細切り、ザーサイは粗みじん切りにします。調味料の材料を混ぜ合わせたボウルに切った具材を加え、和えれば完成です。最後に、粗びき黒コショウを振ってから召し上がってくださいね。
・やみつき! ピリ辛ネギチャーシュー
出典:E・レシピ「やみつき! ピリ辛ネギチャーシュー」
ネギチャーシューにコチュジャンを加えてピリ辛に。ご飯と相性抜群なやみつきになる一品です。ネギの風味とチャーシューの旨味が混ざり合い、一度食べ始めると止まりません。ご飯にのせて丼にしたりラーメンにトッピングするのもオススメです。ぜひお試しを!
・簡単チャーシュー豆腐 10分でできる
出典:E・レシピ「簡単チャーシュー豆腐 10分でできる」
チャーシューを使ったお手軽レシピです。豆腐の上にのせる具は、しっかり味をつけるのがポイント。味にメリハリがつきます。ラー油の辛味もアクセントに。仕上げに、刻みネギと白ゴマを散らしてからどうぞ。お酒にはもちろん、熱々のご飯にもよく合います。
・豪華で簡単チャーシューのサラダ
出典:E・レシピ「豪華で簡単チャーシューのサラダ」
電子レンジで作る簡単チャーシューです。作り置きも◎。たっぷり野菜と一緒にいただきましょう。鶏むね肉を使ったチャーシューなので、コスパが良いのも魅力です。仕上げにお好みで、白髪ネギと糸唐辛子を飾ってくださいね。鶏むね肉は加熱後、半日ほど味をなじませると、より美味に。
・モヤシとザーサイのナムルの中華風オムレツ
出典:E・レシピ「モヤシとザーサイのナムルの中華風オムレツ」
モヤシのシャキッとした食感と、ザーサイの塩気がアクセントに。具をはさんで出来上がりの簡単オムレツです。白髪ネギをトッピングすることで、さっぱり感をプラスできます。こちらのレシピでは、チャーシューを50gくらい使用。お好みに合わせて、使う量を調整しましょう。
■チャーシューの旨味が効いた【ご飯】レシピ3選
・チャーシューレタスチャーハン
出典:E・レシピ「チャーシューレタスチャーハン」
10分で作れる絶品チャーハンです。先に卵とご飯をボウルで混ぜ合わせておくのがコツ。そうすれば、卵がまんべんなく混ざります。チャーシューの旨味と、レタスのシャキシャキ食感、卵のまろやかさが混ざり合い、たまらない美味しさです。お店のチャーハンのような味を堪能できますよ。
・簡単! フライパンでチャーシュー丼
出典:E・レシピ「簡単! フライパンでチャーシュー丼」
チャーシューに蒲焼きのタレをからめることで、コクがアップ。ご飯がもりもり進む味わいです。ボリュームがあり、育ち盛りの子どもからも大人気! 15分で作れるので、時短レシピのひとつとして覚えておくと役立ちそうです。仕上げに、メンマと半熟卵をのせ、白ゴマを振りましょう。
・あんかけオムライス
出典:E・レシピ「あんかけオムライス」
ふわふわの卵にトロッとしたあんかけをかけた一皿です。ご飯はチャーシューを混ぜたチャーハン。子どもから大人まで大満足できそうです。卵が半熟のときにご飯をのせると、ご飯と卵に一体感が出ます。卵はお好みで1.5~2個くらいにしてもOKです。白髪ネギと貝われ菜をのせると、あっさりとした味わいに。
■リピートしたくなる、チャーシューを使った【麺類】レシピ5選
・ざるラーメン
出典:E・レシピ「ざるラーメン」
中華麺を大根おろし入りの麺つゆでいただきましょう。具はシンプルにモヤシ、チャーシュー、刻みネギで。ゴマ油の香りが食欲をそそります。こちらでは市販のチャーシューを使用していますが、自家製チャーシューを使うと美味しさ倍増! あっという間に完食してしまいますよ。
・高菜焼きそば
出典:E・レシピ「高菜焼きそば」
高菜の漬け物を入れて、あっさりとした焼きそばに。チャーシューの旨味と高菜の塩気のコンビネーションが最高です。中華麺に卵をからめるため、想像以上にまろやかな味わいを楽しめますよ。お好みで、白ゴマを振ってからいただきましょう。
・10分で! 京風ネギラーメン
出典:E・レシピ「10分で! 京風ネギラーメン」
疲労回復効果が期待できるネギ、ニンニク、ショウガを使った京風ラーメン。血行を良くして、体を温める働きも。九条ネギの香り、エリンギの歯ごたえ、チャーシューと茹で卵の旨味を感じる、くせになる一杯です。お好みで、コショウを振ってからいただきましょう。10分で作れるので、夜食にもピッタリです。
・豚バラつけ麺
出典:E・レシピ「豚バラつけ麺」
豚バラ肉を使って簡単チャーシュー風に。豚バラ肉は焼いてから、スープと一緒に煮込みます。ゆで卵、焼きのり、白ネギを飾ってから召し上がれ! 中華太麺は、熱湯で袋の指定時間通り茹でて、流水で揉み洗いしましょう。そして、ザルに上げ、器に盛ってくださいね。簡単なのにくせになる味のつけ麺です。
・タレから作る冷やし中華
出典:E・レシピ「タレから作る冷やし中華」
冷やし中華にはチャーシューが欠かせません。こちらのレシピはタレが決め手。顆粒チキンスープの素を入れて、コクを出します。仕上げに、スイカ、紅ショウガ、練りからしを添えてからいただきましょう。彩り鮮やかで、食卓に華を添えてくれます。冷やし中華にのせる具材はお好みのものを選んでも大丈夫です。
■食べ応え十分! チャーシューを使った【パン】レシピ2選
・チャーシューサンド
出典:E・レシピ「チャーシューサンド」
チャーシューの甘みとクレソンのほろ苦さ、粒マスタードの酸味が絶妙なサンドです。一度味わうとやみつきに! しっかりとした味わいで食べ応えも十分です。チャーシューをバターで焼くため、香りも豊か。パパッと作れるので、時間のないときにも良さそうです。
・ネギみそチャーシューピザトースト
出典:E・レシピ「ネギみそチャーシューピザトースト」
ガッツリと食べたいときにオススメなトーストです。最後に、たっぷり刻みのりを散らしましょう。チャーシューとチーズは思った以上に相性が良く、パクパクと食べられますよ。ネギの香ばしさとみそのまろやかさもGOOD。朝食であれば、この一品でお腹を美味しく満たせそうですね。
ラーメンやチャーハンの具材としてはもちろん、おつまみにもなるチャーシューは、さまざまな料理に使えて重宝します。チャーシューを自宅で作ったことがない、という人も、この機会にチャレンジしてみては? 料理の幅を広げることができますよ。