
人の身体の中では、絶えず血液が巡りながら酸素や栄養を運び続けています。この血流が悪くなってしまうと、身体に様々な悪影響が及ぶことに…。この記事では、血の巡りが悪くなってしまったときに起こりがちな症状をご紹介していきます。自分の血流については意外に気づかないことが多いですから、思い当たる節がないかをしっかりチェックしてみてくださいね。
冷え性になっている
常に体温が低かったり、ふとした瞬間すぐに身体に冷えを感じたりするようなことはありませんか?冷え性は「血行不良」とも呼ばれていて、全身に血液が巡らないために起こってしまう症状です。例えば手や足の先の部分が常に冷えている人は、身体の端まで血液が通っていない証拠です。他にも顔だけが火照ることや、肩や背中に悪寒が走るようなことがあれば冷え性に要注意してくださいね。
身体がむくみやすい
身体に生じるむくみ は、余分な水分が溜まってしまうことで起きる症状です。主に脚などによく起こりますね。通常は血流にのって運ばれる水分が、血流が悪いせいで運ばれずに一か所に溜まってしまうのがむくみです。脚だけではなく、顔や腕など様々な部位を見てむくみがないか確認してみましょう。むくんでいる箇所があれば、血流が悪くなっている可能性が考えられます。
少し身体を動かすだけで動機や息切れを起こす
血液は、栄養と一緒に酸素も運んでいる存在です。そんな血液の巡りが滞ってしまえば、少し身体を動かしただけでも動機や息切れを起こしてしまうのです。普段じっとしているときは問題なく過ごせていても、運動をするとたくさんの酸素が必要になります。ですから血流が悪ければ必要な分の酸素が運べず、呼吸困難になってしまうのです。また運動後は上手く息ができないため、めまいや立ちくらみといった症状も起こす可能性があるため要注意です。
血行の良さを保つには生活習慣がカギ
血行を良くするためには、しっかり睡眠をとったり栄養バランスのとれた食事をしたりといった生活習慣がカギになります。また、定期的に身体を動かすことで血流の良さはキープできます。無理をしない程度に運動を習慣づけてみましょう。お風呂もシャワーだけで済ませずに、しっかりお湯に浸かって血行を促進してくださいね。
writer:さじや