子供の月例によって保活事情は大きく異なります。一般に、4月から9月生まれの子供の方が保育園に入れるのは有利と言われています。では、10月から3月に生まれた子供は保育園に入れないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。ママも子供も多少苦戦を強いられるだけで、保育園に入れないなどということはありません。
ここでは、10月から3月に生まれた子供を持つママの保活事情について、ご紹介しましょう。
早生まれの子供は保育園入園が難しいって本当?
早生まれの子供は保育園に入るのが難しいというのは、残念ながら本当です。
まず、保育園は生後57日以上たっていないと入園できないという決まりがあります。もし、2月または3月生まれの子供なら0歳になる4月の時点ではまだ入園資格を満たしていない子がほとんどです。そして、次の年になると1歳になってしまうのです。
ご存知の通り、激戦区において1歳児で保育園に入れるのは至難の業です。なぜなら、0歳児で保育園の枠は埋まってしまい、その子たちがそのまま1歳になりますから、1歳児の枠は空いていないのです。早生まれの子供が保育園に入るのが難しいというのは、そういう事情があるからなのです。
何月生まれでも4月入園を目指して活動したほうがいい
10月から3月生まれの子供の場合、0歳児で入れる時には4月から9月生まれの子供に比べて月齢が低くなります。ですから、下手するとまだ首が据わっていないのに保育園に入れなければならないという場合も出てきます。あまりに小さすぎると心配だから9月くらいに入園させたいと思っても、それは難しい話です。
0歳児は次の4月になるとみんな一斉に1歳児クラスに上がり、0歳児クラスの枠が空きます。でも、4月に応募が殺到して枠はすぐに埋まってしまいます。5月以降に入園させようとしても、よっぽどのことが無い限り空きは出ません。ですから、4月以外に入園させることは難しいのです。
0歳児で預ける時の保育所チェックのポイント
保育園を決める際に見ておいた方がいい、大事なポイントとはどのようなことでしょうか?ここでは特に、10月から3月生まれの子供が長く過ごす0歳の頃の子供にとって、どのような点を見て置いたら良いのかを、ご紹介します。
・保育士の数
保育士の数は重要です。子供に対して保育士の数が少ないと、自分のこともがほったらかしにされてしまう可能性もあります。
・部屋の様子
0歳児の子はハイハイをしたり寝転んだりすることが多いです。部屋がきちんと整理され、危ないものが落ちていないかを良く確かめましょう。
・延長の有無
0歳児クラスは一切延長はありません、という保育園もありますから、注意しましょう。
無認可保育所に預けることも視野に入れて
4月に近い生まれの子供は保育園に入れるのが有利で、3月生まれに近ければ近いほど不利になると言われています。特に、激戦区と言われる地域に暮らすママさんには、死活問題です。
もしかしたら、認可保育園に入れることができないかもしれません。ですから、無認可保育園に入れることも視野に入れて保活をしておきましょう。
無認可保育園に入れている期間が長ければ長いほど、認可保育園に入れるための「指数」と呼ばれるポイントが上がって、入れやすくなるということもあります。そういったことも視野に入れて、保活をするのが良いでしょう。
●ライター:マリエ
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