アトレティコ行き噂のロメロ、5年間在籍したトッテナム退団を公表「単なるクラブ以上の存在だった」

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 トッテナム・ホットスパーに所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが14日、自身の公式Instagram(@cutiromero2)を通して、トッテナム・ホットスパーからの退団を公表した。

 ロメロについては、今夏の移籍市場において、アトレティコ・マドリードやインテルからの関心が報じられてきた。とりわけ、ディエゴ・シメオネ監督が率いる前者は、昨年夏も具体的な動きを見せるなど、ロメロへ熱視線を送り続けてきたクラブ。今回、ロメロはそんなアトレティコ・マドリード加入が確実視されている。

 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏やアルゼンチン人ジャーナリストのガストン・エドゥル氏らによれば、アトレティコとトッテナムはボーナス含む総額4000万ユーロ(約73億5000万円)の条件でクラブ間合意に至ったという。また、今回の契約ではトッテナムが15%のセルオン条項を保持する。個人合意も済んでおり、残すは公式加入発表のみと見られる。

 このような状況の中、ロメロは4日、自身の公式Instagramを更新。トッテナム・ホットスパーで過ごした5年間をまとめた動画とともに、次のような文言を書き記し、スパーズへの別れを告げた。

「今日、僕は5シーズンにわたり、単なるクラブ以上の存在だったこの場所に別れを告げる。ここは僕の家であり、挑戦の場であり、そして家族と共に人生の大切な一ページを築き上げた場所だった。共に経験し、成し遂げたすべてのことへの思い出と、計り知れない誇りを胸に、僕はここを去る」

「僕はここに来た時、明確な夢がありった。それは、このクラブの歴史に自分の名を刻むこと。その唯一の道は、懸命な努力を続け、犠牲を払い、長い間とても困難に思われていたこと成し遂げることしかないとわかっていた。つまりは再びトロフィーを掲げることだ。そして、僕らはそれを成し遂げることができた」

「その道のりは完璧ではなかったけれども、そのことで僕の別れを定義したくはない。僕は、幸せな瞬間、学んだ教訓、僕を支えてくれた人々、そして何よりも、この5年間に受けた愛を心に留めておきたいと思っている」

「この旅路を共に歩んでくれたクラブの皆さん、本当にありがとう。コーチ、チームメイト、スタッフ、そして舞台裏で支えてくれたすべての人々へ。皆さんは僕の物語の一部であり、僕の心の中に永遠に刻まれる」

「そしてファンの皆さんへ。僕を愛し、尊重し、初日から僕を仲間の一員として受け入れてくれてありがとう。すべてのハグ、すべての歌、すべての旗、すべての拍手、そしていつもそばにいてくれたことに感謝をお伝えする」

「僕は完璧ではなかったと分かっているが、一つだけ心に安らぎを与えてくれることがある。それは、常に全力を尽くしてきたということだ。僕はこのユニフォームを、誇りと心を込めて守り抜くことができた」

「すべてに感謝している。僕はクラブを去るけれども、心の一部はいつまでもここに残り続ける。かつて僕は皆さんと同じ一人だった。今日、僕は永遠に皆さんと同じ一人としてここを去る」

「愛と敬意を込めて。すべてに感謝します。そして、さようなら」

 現在28歳のロメロは2021年夏、アタランタからトッテナム・ホットスパーへレンタル移籍加入。初年度はケガに悩まされたものの、買い取りオプションを行使して完全移籍へ切り替わると、以降は守備陣の絶対的な柱に君臨。これまで、公式戦通算で156試合出場13ゴールを記録し、2024-25シーズンには、クラブにとって41年ぶりとなるヨーロッパリーグ(EL)優勝にも貢献。2025-26シーズンはキャプテンも務めた。

【動画】ロメロがスパーズで過ごした5年間