今夏の去就が注目される日本代表MF佐野海舟に関して、マインツは8月27日を移籍の期限に設定しているようだ。ドイツメディア『ビルト』が報じている。
現在25歳の佐野は、FC町田ゼルビアと鹿島アントラーズを経て、2024年夏にマインツへ完全移籍で加入。2シーズン連続でブンデスリーガ全試合に先発起用されるなど、2025-26シーズンは公式戦48試合出場で2ゴール5アシストを記録。FIFAワールドカップ2026では3試合に出場し、決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)のブラジル代表戦では先制点を決める活躍を見せた。
そんな佐野のマインツとの現行契約は2028年6月30日までとなっているが、リヴァプールやニューカッスルといったプレミアリーグ勢に加え、国内の強豪ライプツィヒからの関心が取り沙汰されている。
その日本人MFに関してマインツのスポーツディレクター(SD)を務めるクリスティアン・ハイデル氏は先日、『ビルト』のインタビューで「サノを売却する必要はないし、手元に残す余裕もある。だが、マインツではいつものことだが、もし息をのむようなオファーが届けば、検討せざるを得ないね」と、必ずしも今夏の売却ありきではないことを明言していた。
そんななか、今回の新たなインタビューでハイデル氏は改めて佐野の去就に言及。
「もちろん、断りきれないようなオファーが舞い込む可能性はある。しかし、何もなければないで、我々は満足だ」
さらに、「8月31日に彼を売ることはしない。我々にはまだ対応する余地が必要だ」と語り、6000万ユーロ(約110億円)に設定するオファーが届いた場合と、適切な後任を確保できる場合のみ、売却を受け入れるとの考えを明らかにした。
そのため、移籍市場閉幕直前に代役の確保が困難な場合の売却を避けるべく、8月27日を移籍期限とするスタンスのようだ。