<大王製紙エリエールレディス 最終日◇23日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6595ヤード・パー71>
大会を終え、来季のフル出場権(一部大会を除く)を手にするメルセデス・ランキング(MR)50位までの選手が確定した。今週、女王が確定したMR1位の佐久間朱莉から、同50位の都玲華までがランキングによるシード獲得者となる。
初シード入りは、前述した都のほか、昨年のプロテスト合格者でルーキーイヤーに初優勝を挙げた荒木優奈(MR6位)、入谷響(同25位)ら10人。今季ツアー初優勝を挙げた菅楓華(同4位)、仲村果乃(同19位)、高野愛姫(同31位)、稲垣那奈子(同39位)や、未勝利ながら安定した成績を残した山城奈々(同26位)も31歳にして初めてシード選手に名を連ねた。
シード復帰は、2シーズンぶり6度目の永井花奈(同30位)や、5シーズンぶり7度目の葭葉ルミ(同44位)ら5人。なお、昨季に出場義務試合数を満たさなかった申ジエ(韓国)と、2022年にMR65位でシードを喪失した永峰咲希は、メジャー優勝による複数年シードを行使していたため、連続シード扱いになることも発表された。
シード選手の平均年齢は昨年の26.8歳を上回り27.4歳となった。最年長は全美貞(韓国、同38位)の43歳。また美貞の20シーズン連続20度目は、現シード選手の最長となる。最年少は2005年12月21日生まれの入谷の20歳。(年齢は今年12月31日時点のもの)
今季シード選手として戦いながら、権利を喪失したのは、岩井明愛、古江彩佳、西郷真央の米ツアー組も含めた16人。前述したささき、蛭田のほかMR75位の川﨑春花や同82位の尾関彩美悠、同99位の臼井麗香らが、それに該当する。川﨑は、3勝を挙げMR9位になった昨年から急降下となった。
なおMR51~55位の吉田鈴、ささきしょうこ、蛭田みな美、寺岡沙弥香、後藤未有は、来季第1回リランキングまでのレギュラーツアー出場権が付与され、QTを回避。また今季左手首の手術をしシーズン途中で離脱した小祝さくらや、イ・ヒョソン(韓国)、菊地絵理香、福田真未らは『トーナメント特別保障制度または産休制度適用者』に入っている。
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