久保建英は後半途中出場、ソシエダが32試合ぶりの逆転勝利! 超ロングシュートも生まれる展開に

 ラ・リーガ第13節が22日に開催され、オサスナvsレアル・ソシエダが行われた。

 ここまで3勝2分け7敗で勝ち点11のオサスナと3勝4分け5敗で勝ち点13のソシエダの一戦。共に苦しんでいるチーム同士の“シックスポインター”となる一戦で、日本代表MF久保建英はベンチからのスタートとなった。

 試合は立ち上がりからソシエダがボールを握ってペースを掴んでいく展開に。オサスナは、アンテ・ブディミルがベンチスタートということもあり、前線でなかなかボールが収まらない。

 ソシエダもボールこそ保持するものの、多くの決定機を作ることはできず。攻撃で良い形があまり作れていないと、40分にオサスナがビッグチャンス。ボックス内でパスを受けたラウール・ガルシアがシュートを放つが、枠を大きく外してしまった。

 それでも42分、オサスナがセットプレーからゲームを動かす。右コーナーキックを獲得すると、ゴール前へのクロスを走り込んだアレハンドロ・カテナがヘディングでしっかり合わせ、オサスナが先制に成功した。

 ソシエダがビハインドで迎えた後半、53分に追いつく。カルロス・ソレールからのダイレクトパスを受けたブライス・メンデスがワンフェイントを入れてボックス内からシュート。ディフレクトもあった中でネットを揺らした。

 追い付いたソシエダは久保建英の投入を用意すると59分、ミケル・オヤルサバルのパスを受けたゴンサロ・ゲデスがボックス内左から逆サイドのネットを揺らしてゴール。ソシエダが一気に逆転に成功する。

 逆転したソシエダはゲデスに代えて久保、アルセン・ザハリャンに代えてアンデル・バレネチェアを投入する。ソシエダは逆転した勢いでそのまま押し込んでいく展開となるが、なかなかゴールに繋がらない。久保も仕掛けを見せるがゴールが遠い中、82分にバレネチェアが大仕事。ハーフウェイラインを越えたところからいきなり右足一閃。GKが前に出ていた中で超ロングシュートを放つと、そのままゴールに吸い込まれ、スーペルゴラッソでソシエダがリードを広げることに成功した。

 追加点を奪い、少し余裕が出たソシエダだったが87分にアクシデント。イニゴ・アルギビデがセルヒオ・ゴメスに対して激しいチャージ。これが一発退場となり、オサスナは1人少ない戦いで2点差を追いかけることとなった。なお、セルヒオ・ゴメスは問題なくプレーに戻っている。

 終盤にかけてはオサスナ側が熱くなり激しい展開に。久保はアディショナルタイム3分にカットインからボックス内で左足シュートもGK正面に。

【スコア】
オサスナ 1ー3 レアル・ソシエダ

【得点者】
1ー0 42分 アレハンドロ・カテナ(オサスナ)
1ー1 53分 ブライス・メンデス(レアル・ソシエダ)
1ー2 59分 ゴンサロ・ゲデス(レアル・ソシエダ)
1ー3 82分 アンデル・バレネチェア(レアル・ソシエダ)

【動画】バレネチェアが一瞬の隙を突いた超ロングシュートを決める!

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