渋野日向子が「ぎっくり首」で日本ツアーでは初の途中棄権 取材対応もできず「非常に残念がっていた」

<大王製紙エリエールレディス 初日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6595ヤード・パー71>

渋野日向子が、後半の3番パー3を終えたところで途中棄権した。理由は、朝の練習場で発症した「ぎっくり首」と説明。計12ホールを消化し6オーバーと苦しんでいたラウンドを終えた。
先週、米フロリダ州で行われた「アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン」(予選落ち)に出場し、帰国。今季6試合目の日本ツアーに挑んだが、無念の決断を下すことになった。

本人はラウンド後、取材対応ができなかったため、マネジャーが状況を説明。それによると朝の打撃練習場でドライバーでショットを打った際、急激な痛みが首の左サイドを襲ったという。その後はハリやマッサージで処置をし、テーピングも施してスタート。痛みを抱えながらインの前半9ホールは回りきったが、3番パー3で「ありえない右へのミスショット」が出て、ここでトリプルボギーを叩いた。そのホールを完了した後、キャディとも話し合い、棄権を決めた。

マネジャーは、「非常に楽しみにしていた大会で、昨日までショットは非常にいい状態でした。パットが入ればと言っており、非常に残念がっていた。推薦をいただいた責任感もあり、本人は『やり切る』と話していたけど、これからのことや、今の状況、気持ちも考え棄権しました」と渋野本人の状況を明かした。

渋野の途中棄権は国内ツアーでは初。米ツアーも含めると2022年の「KPMG全米女子プロ選手権」、24年の「ISPS Handa スコットランド女子オープン」に続き3度目。患部の症状については、「これまでオフなどにはあったが、試合中ははじめて」という説明もされた。

今後は、まず様子を見ながら病院などに行くかを検討。この試合を終えると、12月4日から米アラバマ州で始まる来季の米ツアー出場権をかけた予選会への出場を予定しているが、そこには向かうつもりだ。ただ体調面に不安を残すことになった。

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