小柄な体からは想像できないほどの飛距離を叩き出すドラコン女子。持っている力を最大限飛距離に転換するスイングをしていることが伺える。真っすぐ打たないとポイントにならないJPDAのドラコン競技では「飛距離と方向性を両立させるのが大事」と最長337ヤードの記録を持つドラコン女子プロ嘉数舞美は語る。そのポイントを教えてもらった。
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思い切ってボールを叩くには、フェース面を安定させることが大事。そのために、まず重要になるのが握り方。 “右手はヨコから握る”のが、どんな人にも共通する決まり事です。
右手のヒラとフェース面が同調するように、右手はヨコから、グリップを包み込むイメージでソフトに握ります。右手のV字が右肩とアゴの間を指すのが目安。こうすると、余計なフェースの開閉が抑えられ、ボールを強く押し込むことができるんです。右手を下から握ると、手元が先行してフェースが開きやすくなります。
また、左手は基本フックグリップで握ることもポイント。大型ヘッドでも球がつかまります。左手はスイングに合わせて調整しましょう。2ナックルを基準に球がつかまり過ぎるなら1ナックル、つかまらないなら3ナックルに。私は2ナックルを採用しています。一度試してみてください。
■嘉数舞美
かかず・まいみ/ 1995年生まれ、沖縄県出身。2021年PLDA世界大会でベスト8に入ったJPDAドラコンプロ。現在はPGAのティーチング資格取得中で東京のヒルズゴルフアカデミーにてレッスンを展開中。
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