板垣李光人、“パン作り”動画きっかけで原作者がオファー「プロデューサーさんにすぐに電話をして」【ペリリュー −楽園のゲルニカ−】

【モデルプレス=2025/11/19】俳優の板垣李光人と中村倫也が11月19日、都内で開催された劇場アニメ『ペリリュー −楽園のゲルニカ−』(12月5日)東京プレミアに出席。板垣が本作にキャスティングされた経緯が明かされた。

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◆中村倫也、上白石萌音の歌声絶賛

心優しい漫画家志望の主人公・田丸均を演じた板垣は、お披露目の場を迎えたことについて「嬉しいですね。まず僕自身も今年終戦80年という節目に、この作品に携われるということ自体、今20代の人間として、今を生きる人間として、本当に役者としてもすごく光栄なことですし。自分が今回、この原作と出会って、ペリリュー島のこと、そして島での戦いのことを知ったように、この映画を通じて、またこうやって皆様に知っていただける、知るっていうことの連鎖がここから始まっていくんだなっていうのを感じると、本当に胸がいっぱいです」とコメント。田丸の頼れる相棒・吉敷佳助を演じた中村は「素直に嬉しいですね」としたうえで「題材が題材なだけに、ちょっと身の引き締まる思いというか。緊張感もある感じですけれども、先ほどの上白石(萌音)さんの歌声で、僕はすっかり(緊張が)ほどけました。できれば今、横になりたいくらいです」と笑顔を見せて、主題歌「奇跡のようなこと」を担当した上白石萌音の歌声を絶賛していた。

田丸について板垣は「漫画家を夢見ていて、絵を描くのが好きで。絵を描くのが好きというのは僕も同じ部分で、すごく親近感を抱いているんですけど、人間的に田丸は、すごく分かりにくい表現なんですけど、綺麗に向けたゆで卵みたいな人間だと思っていて。物語の主人公ではあるんだけど、あの舞台の中で先陣を切っていくタイプかというと、そうではないですし。でも田丸がいると、どこか温かくてほっこりするみたいな。ゆで卵も定食になくても別にいいんだけど、あると嬉しいみたいな。そんな感じ(笑)」と説明。中村は「分かる(笑)。あったら嬉しいよね」と頷いていた。

◆板垣李光人、驚きのキャスティング理由

原作・共同脚本を務めた武田一義氏は、板垣が田丸役の候補に挙がっていた時のこととして、声を確認するために板垣のパン作りの様子を収めたナイトルーティン動画を見たことを回想。中村は「え~!パンまで?」と驚きの反応を見せ、武田氏が「その中の板垣さんが、本当に田丸っぽいな、と僕は思って。プロデューサーさんにすぐに電話をして、『板垣さんでぜひお願いします!』みたいな感じで」とキャスティングの経緯を明かすと、板垣は照れ笑いを見せていた。

◆映画「ペリリュー −楽園のゲルニカ−」

本作は、第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した武田氏による漫画『ペリリュー −楽園のゲルニカ−』(全11巻/外伝全4巻)の劇場アニメ化。1万人のうち最後まで生き残ったのは僅か34人だった地獄のような戦場・ペリリュー島で、若者たちが何を想い、どう生きたのかを描く。(modelpress編集部)

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