W杯出場を逃したナイジェリア代表…指揮官がPK戦の最中に“呪い”のジェスチャーを目撃?

 ナイジェリア代表を率いるエリック・シェル監督が、コンゴ民主共和国代表に苦言を呈した。17日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。

 “スーパーイーグルス”の異名を持ち、過去6度のFIFAワールドカップ出場を誇るナイジェリア代表。現在のチームはヴィクター・オシムヘンやアデモラ・ルックマンら豊富なタレントを擁しているが、今予選グループCでは南アフリカ代表に次ぐ2位に終わり、2次予選(プレーオフ)へ回ることとなった。

 準決勝でガボン代表を4-1で撃破したナイジェリア代表だが、現地時間16日に行われたコンゴ民主共和国代表との決勝ではPK戦の末に敗れ、大陸間プレーオフ進出を逃すことになった。試合終了後、相手ベンチに詰め寄ったシェル監督は、コンゴ民主共和国代表のスタッフや選手たちがPK戦の最中にマラバタージュ(魔術や呪術的な行為を表す口語表現)をしていたと非難している。

 さらに試合後のミックスゾーンでも「PK戦の最中、コンゴ民主共和国代表の選手たちはブードゥー(呪術や魔術を意味する俗語)のようなことをやっていたんだ。毎回、毎回、毎回。だから私は少しナーバスになっていたんだ」とコメント。シェル監督はコンゴ民主共和国代表のベンチで、液体を振りかけるようなジェスチャーが行われていたのを目撃したと報じられている。
 
 一方、キャプテンを務めるウィリアム・トロースト・エコングはシェル監督の発言には同調せず、「僕たちは打ちのめされている。チームを誇りに思う。今日だけでなく、この10カ月間全力を尽くしてきた。この試合から得られるポジティブな点はたくさんある。このチームの未来は明るいが、今日は非常に難しい日だ」と2大会連続の予選敗退を振り返っている。

 なお、ナイジェリア代表を下したコンゴ民主共和国代表は来年3月の大陸間プレーオフに進出。ザイール時代の1974年大会以来となる2回目のFIFAワールドカップ出場を目指す。

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