日本代表戦で負傷したガーナ代表MFアブ・フランシスの状態について、ガーナサッカー協会や同選手が所属するトゥールーズ(フランス1部)が報告した。
ガーナ代表と日本代表は14日のキリンチャレンジカップ2025で対戦。日本代表がFW南野拓実とMF堂安律のゴールで2-0の快勝を収めた。
日本の1点リードで迎えた後半序盤、MF田中碧がミドルシュートを打つタイミングで、ボールを奪おうとしたフランシスの足が交錯。フランシスは担架でピッチを後にし、長期離脱も懸念される負傷交代となった。
ガーナサッカー協会の発表によると、フランシスはスタジアムで緊急処置を受けた後、トヨタ記念病院に搬送され、現在は安定した状態にあるという。代表チームドクター、トゥールーズのチームドクター、トヨタ記念病院の医師の間で包括的な会議を開き、選手の適切な管理計画について合意したとも伝えている。
具体的な診断結果は現時点で明かされておらず、手術や回復に向けた次のステップは今後数時間で発表される模様だ。ただ、トゥールーズの公式サイトは、フランシスが半年近い長期離脱となることを示唆。「アブはシーズンを早期に終えることとなりました。ひどいケガにより、数カ月間ピッチから離れ、残念ながら、北米でのFIFAワールドカップ26を欠場することになるでしょう。とても悲しいニュースです」と伝え、同選手の1日でも早い回復を願っている。
【ゴール動画】南野拓実&堂安律のゴールでガーナを下す
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