
ドイツサッカー連盟(DFB)は2日、10月のFIFAワールドカップ26欧州予選を戦うドイツ代表のメンバー24名を発表した。
FIFAワールドカップ26欧州予選でグループAに入ったドイツ代表は、9月シリーズで2試合を消化した。9月4日にアウェイで行われた初陣では、スロバキア代表相手に0-2で敗れ、まさかの黒星スタートとなったものの、7日にホームで行われた北アイルランド代表戦は3-1で勝利しており、ここまで1勝1敗の成績を残している。
今回の10月シリーズでは、10日にホームでルクセンブルク代表と、13日にアウェイで北アイルランド代表と対戦。19大会連続21回目のFIFAワールドカップ出場を手繰り寄せるため、是が非でも2連勝で終えたい。
そんな2試合に向けて、ユリアン・ナーゲルスマン監督が選んだ24名のメンバーが発表。DFヨナタン・ター、MFジョシュア・キミッヒ、MFフロリアン・ヴィルツといった常連と呼べる面々が順当に名を連ねた。
久々の招集となった面々も多い。DFニコ・シュロッターベックとFWはヨナタン・ブルカルトは今年3月以来、MFフェリックス・ヌメチャとMFアレクサンダル・パヴロヴィッチは今年6月以来の招集。DFリドル・バクに関しては、2021年11月を最後に代表から遠ざかっていたため、今回が約4年ぶりの復帰。当時はヴォルフスブルク所属で、ライプツィヒ加入後は初の招集。ナーゲルスマン監督体制となってからは初のメンバー入りを果たした。
また、フランクフルトに所属するDFナサニエル・ブラウンは、今回が嬉しい初招集。今夏に行われたU-21欧州選手権で、左サイドバックの主力として若きドイツ代表の決勝進出に貢献した左サイドバックは、クラブレベルでは昨年夏にニュルンベルクからフランクフルトへ完全移籍加入。今季は日本代表MF堂安律のチームメイトとして、ここまで行われたブンデスリーガ全5試合とチャンピオンズリーグ全2試合のピッチに立っている。
一方で、腓骨骨折により長期離脱を強いられているMFジャマル・ムシアラ、ひざのケガにより戦線離脱中のFWカイ・ハヴァーツ、左脚大腿直筋を負傷したDFアントニオ・リュディガー、背中のケガに見舞われたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンらは招集できず。加えて、前回は招集されていたDFマクシミリアン・ミッテルシュテット、MFパスカル・グロス、FWニクラス・フュルクルクや、6月に招集されたMFトム・ビショフやFWレロイ・サネらは、今回は選外となった。
ナーゲルスマン監督が選んだ24名のドイツメンバーは下記の通り。
■ドイツ代表
▼GK
オリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)
フィン・ダーメン(アウクスブルク)
アレクサンダー・ニューベル(シュトゥットガルト)
▼DF
ロベルト・アンドリッヒ(レヴァークーゼン)
ヴァルデマール・アントン(ドルトムント)
リドル・バク(ライプツィヒ)
ナサニエル・ブラウン(フランクフルト)※初招集
ロビン・コッホ(フランクフルト)
ダヴィド・ラウム(ライプツィヒ)
ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
ヨナタン・ター(レヴァークーゼン)
▼MF
カリム・アデイェミ(ドルトムント)
ナディーム・アミリ(マインツ)
セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
レオン・ゴレツカ(バイエルン)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
ジェイミー・レヴェリング(シュトゥットガルト)
フェリックス・ヌメチャ(ドルトムント)
アレクサンダル・パヴロヴィッチ(バイエルン)
アンジェロ・シュティーラー(シュトゥットガルト)
フロリアン・ヴィルツ(リヴァプール/イングランド)
▼FW
ニック・ウォルトメイド(ニューカッスル/イングランド)
マクシミリアン・バイアー(ドルトムント)
ヨナタン・ブルカルト(フランクフルト)
【ハイライト動画】ドイツ代表、9月シリーズは1勝1敗
■スロバキアvsドイツ
■ドイツvs北アイルランド