18歳アマが地元でネクヒロデビュー 高校卒業→親元離れて研修生に「常にゴルフをできる環境にいきたくて」

<みちのくコカ・コーラボトリング × OMNIX GOLF プレゼンツ みちのくコカ・コーラレディース 事前情報◇30日◇メイプルカントリークラブ(岩手県)◇6263ヤード・パー72>

岩手県出身の18歳アマチュア・中野舞子(まこ)が、マイナビネクストヒロインゴルフツアーに初参戦する。「岩手で(マイネクの)試合をやっているのは知っていました。トップ選手がけっこういるので刺激になると思っています。推薦をいただいて出させてもらえるということで“ぜひ”と出場を決めました」。大好きな地元で、華々しくデビューする。
2006年10月21日生まれ。まだあどけなさも残るが、言葉の節々からは芯の強さを感じさせる。小学1年生の頃、父の影響でゴルフをはじめ、高校はゴルフ部のある盛岡中央に進学。文武両道で励んだが、初めて受験した高校3年時のプロテストは1次で敗退した。そして卒業後、親元を離れ、研修生として働くことを決断した。

関東地方の大学に進学することも候補にあったが、「常にゴルフをできる環境にいきたくて選びました」というのがその理由。夢に向かって、道を自ら選択した。「大学に行くより研修生でやったほうが、仕事もできるしずっとゴルフ場にいられる。いままでは練習量が全然少なかったので」。研修生を募集するコースを探し、「練習環境が決め手ですかね。すごく広くて、かなり練習をさせていただける」と、千葉県の名門・京葉カントリー倶楽部で働くことになった。

いまは朝6時から昼12時まで仕事をし、午後にハーフのラウンド、そして陽が沈むまで練習するというゴルフ漬け。研修生の仲間たちと切磋琢磨しながら、「もちろん、前よりはかなりハードな日々だけど、いろんなことが刺激になっています。自分も練習をもっとやろうとか、時間の使い方を考えるようになりました」と、充実した毎日を過ごしている。

仕事内容は主にマスター室を担当。来場したお客さんと会話をしたり、キャディとやりとりをしたり、「大人の対応というか、コミュニケーション能力を勉強しています」と、社会人としての責任も感じながら生活をしている。

「そんなに攻めるゴルフはしないので、確実にバーディとパーを積み重ねていくゴルフ」が自身の持ち味。初参戦の目標は「自分の納得いくゴルフがしたいです。アンダーを出して、次の試合に出させてもらえるくらいの順位に入りたい」。地元の期待を背に、18歳が存在感を発揮していく。(文・笠井あかり)

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