ボニフェイス、土壇場でミラン移籍に「待った」 負傷歴に懸念…追加のテストで確認か

 レヴァークーゼンからミランへの移籍に迫るナイジェリア代表FWヴィクター・ボニフェイスだが、公式発表目前でお預けを食らっている。23日、イタリアメディア『スカイ・イタリア』が報じた。

 ミランはレヴァークーゼンと、レンタル料500万ユーロ(約8億6500万円)、2400万ユーロ(約42億円)の買い取りオプションも付帯した期限付き移籍でクラブ間合意に達し、ボニフェイスは現地時間22日にミラノ入り。23日にも加入の正式発表が予想されていたが、公式発表はいまだに行われていない。

『スカイ・イタリア』によると、ボニフェイスは23日に新たなテストと追加の検査を受けた模様だ。また、姉妹サイトのドイツメディア『スカイ・ドイツ』によると、ボニフェイスがボデ・グリムト時代に2度の前十字じん帯損傷を経験し、レヴァークーゼンでも負傷を繰り返していることから、ミランが慎重に慎重を期して同選手の状態を評価しているようだ。最悪の場合は土壇場で移籍が破談になる可能性もあると同メディアは伝えている。

 しかし、ミランのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)は「ボニフェイスについては追加のメディカルチェックは行われなかった」と主張。「過去に身体的な問題があったことは知っていたので、監督と一緒に、すぐに正しい決断を下すために評価をしているところだ」と説明し、問題がなければ24日にもボニフェイスの加入を発表する見通しであるとしている。

 現在24歳のボニフェイスは2023年夏にユニオン・サン・ジロワーズからレヴァークーゼンに加入。1年目の2023-24シーズンは公式戦通算34試合で21ゴール10アシストをマークし、リーグ史上初のブンデスリーガ無敗優勝、クラブ史上初のDFBポカールとの2冠に大きく貢献した。

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