エビアン選手権で3位のロッティ・ウォードがプロ転向 次週プロデビュー戦へ

メジャー第4戦「アムンディ・エビアン選手権」で3位に入ったロッティ・ウォード(イングランド)は15日にプロ転向し、次週の米欧ツアー共催の「ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン」(7月24日開幕)でプロデビュー戦を迎える。
米LPGAツアーでは今季から「LPGAエリート・アマチュア・パスウェイ」、略して「LEAP」を実施。トップアマチュア競技やメジャー大会、米LPGAツアーでの成績でポイントを獲得し、20ポイントに到達すればLPGAツアーメンバーの資格を得ることができる。

イングランド出身でフロリダ州大の21歳は2023年の「アーノルド・パーマーカップ」のチームメンバーで1ポイントを獲得したことを皮切りに、24年の「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権」で勝利し、2ポイントを得るなど得点を積み重ね、今季は「全米女子オープン」でも予選通過(31位)で1ポイントを得ていた。

エビアン選手権では57年ぶりのアマチュアによるメジャー制覇には一打及ばなかったが、堂々の3位はトップ25の2ポイントを加え『20』に到達。LEAPからツアーメンバーを得た第1号となった。すぐにプロ転向すれば今季の残りと26年シーズン、あるいは26年からツアーメンバーとなることも可能となり、ウォードはプロ転向を選択した。

「プロになることを決意し、LPGAツアーメンバーになることを発表することにとても興奮している。LEAPを通じてLPGAツアーカードを獲得できたことをしうれしく思う」と発表した。

また、エビアン選手権の前週は欧州女子ツアー(LET)の「KPMG女子アイルランド女子オープン」で2位に6打差をつけて圧勝。これにより同ツアーのメンバー資格も獲得しており「欧州女子ツアーのメンバーになることもとてもうれしく思う」と米欧両ツアーのメンバーとなった。

昨年トップ10入りを果たして出場権を獲得した今季メジャー最終戦「AIG女子オープン」(7月31日開幕)にも出場予定。ウォードはここから“ルーキーシーズン”を迎える。(文・武川玲子=米国在住)

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