
国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」が、食品スーパーマーケットの運営などを手掛ける「ロピア」と特別協賛契約を結び、今年度の大会を「ロピア フジサンケイクラシック」に改称して開催することが、15日までに複数の関係者から明らかになった。9月4日から4日間の日程や、山梨・富士桜カントリー倶楽部での開催に変更はない。
同大会については、元タレント、中居正広氏の女性トラブルを巡り、大会主催者の一つであるフジテレビの対応が問題視され、開催が危ぶまれていた。関係者の話をまとめると、4月の国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」は中止になったが、ツアー制度が施行された1973年に始まり、今年で53回目を迎える大会の歴史と伝統の継続を願うロピアが協力を申し出て、開催に至ったという。フジテレビは従来通り、産経新聞、サンケイスポーツ、文化放送、ニッポン放送、BSフジと並んで大会主催者に名を連ねている。
ロピアは今平周吾、時松源蔵、清水大成、内藤寛太郎、勝俣陵らと所属契約を結ぶなど男子ゴルフとの結びつきが深いことでも知られる。ゴルフ好きの高木勇輔社長は、2021年の「ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント」で内藤のキャディを務めたこともある。