L・ディアスの“代替案”として浮上?…バイエルンがアーセナルのFWトロサールに関心か

 バイエルンがアーセナルに所属するベルギー代表FWレアンドロ・トロサールに関心を寄せているようだ。14日、『スカイスポーツ』や『シュポルト・ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。

 ドイツ代表FWレロイ・サネ(現:ガラタサライ)が契約満了で退団し、フランス代表FWキングスレイ・コマンの去就が相変わらず不透明となっているバイエルンは今夏の移籍市場でウイング(WG)の補強を画策。動向を注視していたスペイン代表FWニコ・ウィリアムズがアスレティック・ビルバオとの契約を2035年6月末まで延長した中、現在はリヴァプールに所属するコロンビア代表FWルイス・ディアスが主要なターゲットと報じられている。

 L・ディアス本人は移籍を前向きに検討しているものの、リヴァプールは売却にそれほど積極的ではなく、これまでもバイエルンやバルセロナからの接触を拒否。今夏の放出に踏み切る場合には、少なくとも7000万ユーロ(約121億円)から8000万ユーロ(約138億円)の移籍金を要求する可能性が高く、獲得は困難との見方が強い。

 こうした状況からバイエルンは“代替案”を検討しており、トロサールも候補の一人としてリストアップされているという。アーセナルは今夏の移籍市場で積極的な動きを見せており、トロサールが主戦場としている左WGにも補強の噂が絶えない。トロサールも今夏に代理人を変更したことから移籍の可能性が囁かれており、アーセナルは移籍金として2000万ポンド(約40億円)程度を要求しているとも報じられている。

 現在30歳のトロサールは母国のヘンクでプロデビューを飾り、ブライトンを経て、2023年1月にアーセナルへ完全移籍加入。ベンチスタートも多いものの、一度ピッチに立てば輝きを放ち、ここまで公式戦通算124試合で28ゴール23アシストという成績を残している。

 トロサールとアーセナルの現行契約は2026年6月末まで。未だ具体的な交渉は行われていない模様だが、バイエルンは獲得に向けた動きを見せるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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