
日本代表は12日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・第2節で中国代表を2-0で破った。試合後、日本代表を率いる森保一監督がフラッシュインタビューに登場した。
2022年大会に続く2連覇を掲げる日本代表は今月8日、今大会の初陣でホンコン・チャイナ代表を6-1と粉砕。中3日で迎える中国代表戦は、スターティングメンバーを11名入れ替えて臨んだ。試合は序盤の11分、ゴール前でMF田中聡(サンフレッチェ広島)からのパスを引き出したFW細谷真大(柏レイソル)が、反転から右足で狙い澄ましたシュートを沈める。後半に入った63分には、右サイドで切り返したMF望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)が左足でシュートを叩き込み、2-0と完勝。E-1選手権で2連勝を飾った。
試合後、森保監督は「まずはこの大会、そしてこの試合、できるだけ多くの選手がプレーした上で勝って行こうと話をしていました」と、11名全員を入れ替えた意図に言及。「我々スタッフも、日頃のJリーグを見ていますし、素晴らしい選手たちを招集させてもらえたと思っています。総替えをしたことで、再び選手たちは良いチャレンジをしてくれましたし、難しい戦いをモノにしてくれました」と、ピッチに立った選手たちを称えた。
同時に、「この会場にも、たくさんのファン・サポーターのみなさんが応援に駆けつけてくださいましたし、テレビの前でもたくさんのファン・サポーターのみなさんが応援をしてくださいました。うまくいかないことも多かったかもしれませんが、勝利を皆さんにお届けできたことは嬉しく思っています」と語った。
初陣のホンコン・チャイナ代表では達成できなかったクリーンシートを達成できたことについても言及。「1戦目から2戦目の期間、チームとしても、戦術の全体共有をしっかりしてきましたし、選手たちはチャレンジをしてくれました。1戦目で失点をしたことを反省点として持ちながら、今回0に抑えてくれたのは、選手たちの意識の高さが素晴らしかったからだと思っています」と話した。
次節は15日に行われ、日本代表は韓国代表と対戦。両チームともにここまで2連勝を飾っており、勝利したチームが今大会の優勝を決められる“タイトルマッチ”だ。森保監督は「一戦一戦、勝利を目指して戦う中で、次の試合は非常に難しい戦いになると思います。ですが、勝って、我々を応援してくださる方々に喜んでいただけるように、全力を尽くしたいと思います」と意気込んだ。
【ゴール動画】細谷&望月弾で日本代表が2連勝!