
日本代表は12日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・第2節で中国代表と対戦し、2−0で勝利。連勝を飾った。試合後、代表初ゴールを記録したMF望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)がフラッシュインタビューに応じた。
8日の初戦のホンコン・チャイナ代表(香港代表)戦で6−1の大勝を収めた日本代表は、この日はスターティングメンバーを全員入れ替え、中国代表戦に臨んだ。
望月は右ウイングバックとして先発出場。香港代表戦では途中出場で日本代表デビューを果たしており、この試合が代表初先発となった。得意とする攻撃力を活かすべく、前半から高い位置を取り、積極的に攻撃に絡んだ中、日本は11分、細谷真大のゴールで先制するも、その後は追加点が奪えない時間が続いた。
1−0で迎えた63分、ボックス右でボールを受けた望月がカットインから左足を振り抜くと、相手DFに当たってディフレクトしたボールがゴールネットを揺らし、貴重な2点目をもたらすことに。日本代表初ゴールを記録した望月は自身のゴールシーンを振り返り、「最初はクロスを狙ったんですが、相手にコースを消されていたので、思い切って中に仕掛けてシュートを打ちました。思い切りの良さが出たゴールだったと思います」とコメント。意図を切り替えたことで得点に繋がったと語った。
フル出場を果たし、攻守にわたって持ち味を発揮した望月は、自身のパフォーマンスについて「ミスがなかったわけではないですが、攻撃参加を意識してプレーできたので、思い切って出せた結果かなと思います」とコメント。連覇が懸かった第3節では韓国代表との大一番が控える中、「得点でアピールできたのは良かったですが、守備も攻撃もまだまだ課題は多いので、しっかり改善して準備していきたいです」と意気込みを語った。
連勝を果たした日本代表は、大会連覇を懸けて最終節で開催国の韓国代表と対戦。試合は15日(火)19時24分キックオフ。地上波はフジテレビで生中継、U-NEXTではインターネット配信が行われる。
【動画】見事なカットインから望月ヘンリー海輝の代表初ゴール!