
日本代表は10日、2日後に迫った東アジアE-1サッカー選手権2025 中国代表戦に向けて練習を実施した。
前日9日はGK早川友基と大迫敬介のみピッチ上で練習を行い、残る24選手はホテルジムでのトレーニングとなった。先週末に行われたリーグ戦から連戦が続く中「リフレッシュしてもらって、中国戦に向けた2日間でしっかりとトレーニングをした方がいい(森保一監督)」という判断となった。
古賀太陽が足の疲労感のため、ホテルジムにて個別調整に。25名が全体練習に参加した。ストレッチやボール回し、パス交換などの基礎メニューをこなした後は戦術練習へ。「3試合で全ての選手を使いたい。必然的に絞られてくる」と明言していた森保監督。ビブス組は相馬勇紀や稲垣祥、ジャーメイン良らホンコン・チャイナ代表戦に出場した選手で構成されていたため、ビブスなし組が次戦はスタートからの出場になりそうだ。
ビブスなし組:GK早川友基、DF綱島悠斗、DF植田直通、DF長友佑都、MF宇野禅斗、MF田中聡、MF望月ヘンリー海輝、MF俵積田晃太、MF佐藤龍之介(MF中村草太)FW原大智、FW細谷真大
名波浩コーチ主導のもと、スローインからの流れを確認。望月と俵積田がウイングバックとなり、長友が最終ラインの一角に入る3バック、右から望月、綱島、植田、長友の4バックどちらの可能性もありそうだ。スローインを受ける位置やボールがわずかに合わないシーンが続き、森保監督から「コーチから言われることをやるだけじゃなくて、自分たちでどこに投げて欲しいか要求して」と喝が入るシーンもあった。当初は冒頭15分のみ公開の予定だったが、約40分ほどのメディア公開となり、以降は非公開練習となった。