W杯まで残り1年…19歳GKのデビューを見守った大迫敬介の決意「自分のプレーで証明したい」

 日本代表は8日に行われた東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・第1節でホンコン・チャイナ代表(香港代表)と対戦し、6-1で快勝した。

 海外で活躍する“常連組”を招集せず、Jリーグでプレーする選手に絞ったメンバー構成で東アジアの王座を決する戦いへと臨んでいる日本代表。香港代表との初戦ではジャーメイン良が開始から26分間で4ゴールを叩き込むなど躍動すると、稲垣祥と中村草太もネットを揺らして6-1で快勝。2022年大会に続く連覇へ向けて幸先の良いスタートを切った。

 試合から一夜明け、9日にトレーニング上に姿を現したのは早川友基と大迫敬介のGK2名のみ。残る24選手はホテルジムでのトレーニングをこなす中、早川と大迫は下田崇コーチのもとで約1時間汗を流し、かつて日本代表で活躍した前田遼一、長谷場誠両コーチの強烈なシュートを浴び続けた。

 大迫は前田、長谷部両コーチについて「シュートの質もまだまだ高いですし、質は衰えないなと思いました」とコメントしつつ、「久々にこんなにハードな練習をしましたけど、シューターの質もすごく高くて良い練習でした。連続セーブもありましたけど連続失点もあったので、映像を見て修正したいと思います」と振り返った。

 香港戦ではピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾のA代表GK最年少デビューを見守った大迫。「堂々とプレーしていましたし、僕自身もまだまだ成長しなければならないと思いました」とコメントしつつ、「ワールドカップまであと1年しかないという中で、アピールのチャンスですし、一日も無駄に無駄にしたくないという気持ちも強いので、チャンスが来た時にはしっかり自分のプレーをして証明したいと思います」と次戦以降への意欲を示した。

 日本代表の次戦は12日に控える中国代表戦となっている。

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