
東アジアE-1サッカー選手権2025で戦っている日本代表は9日、ホンコン・チャイナ代表(香港代表)戦から一夜明け、調整を実施。その後、日本代表に初選出されたGK早川友基(鹿島アントラーズ)がメディアに対応し、今大会に向けた思いなどを語った。
8日に行われたホンコン・チャイナ代表(香港代表)との初戦を6-1で大勝した日本代表。この試合で出場機会はなかった早川は「代表に来ている以上、誰が出てもというところはあると思います。皆、結果残したくて、全力で戦っています。一体感あるチームだと思うんで、しっかり自分もそこで結果を残して次に繋げたいと思います」と残る2試合での代表デビューに向けて意気込んだ。
炎天下のなか、日本代表としても活躍した前田遼一、長谷部誠両コーチの強烈なシュートを浴び続ける練習を約1時間行った早川は「環境に慣れるというのには大事なので、良いトレーニングができたと思います」と充実感を口にしつつ、「手加減なくやってもらえてすごく良かったです。こういうところで積み重ねていくことが、試合に必ず繋がってくると思うので、より試合を意識した中でやれたかなと思います」と手応えを明かした。
また、今大会に向けた思いについては「選ばれたくて、選ばれている選手がいる。自分もそう。ここで結果を残してなんとか、この先にある舞台に繋げるためには、まずはここで自分が何をやれるのか。日本代表の中でもそうですし、自分がどれだけやれるのかを示す意味でも非常に重要な舞台だと思うので、そこは意識して戦っていきたいと思います」とアピールを誓った。
さらに、鹿島のサポーターからの期待感を感じていることを明かした早川は「鹿島で結果を出しているからこその舞台だと思うので、鹿島の人に喜んでもらうためにも自分が代表でこれだけやれるんだというのを示したいと思います。日頃から応援してくれている方により良い報告ができるようにしたいなと思います」と日本代表での活躍に闘志を燃やした。
次戦は12日(土)19時24分キックオフで、中国代表と対戦する。