ツアーデビュー戦で堂々トップ10入り 18歳・丸尾怜央の強い覚悟「世界一になる」

<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 最終日◇29日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇6956ヤード・パー71>

18歳の丸尾怜央(まるお・れお)が、レギュラーツアーデビュー戦で堂々のトップ10入りを果たした。8位で迎えた最終日に5バーディ・ボギーなしの「66」とスコアを伸ばし、トータル18アンダー・6位タイでフィニッシュした。
宮崎県出身で2006年生まれの丸尾は、中学3年時に「日本ジュニア12~14歳の部」を制覇。日章学園高校3年時には「アジア太平洋アマチュアゴルフ選手権」で4位に入るなど、ジュニア時代から注目されてきた有望株だ。昨年はアマチュアとしてツアーにも参戦し、QTファイナルにも進出(66位)。同年にプロ転向し、今季は下部ツアーを中心に戦っている。

4日間を終えた丸尾は「結果には満足していますが、この内容ではまだ優勝には届かない。もっとやれたかなという思いもあります」と冷静に自己分析。上位フィニッシュという結果に手応えを感じつつも、満足はしていない。

今回トップ10入りを決めたことで、次戦「リシャール・ミル チャリティトーナメント」(7月31日~8月3日、石川県・能登CC)の出場権を獲得。「それまでには時間があるので、しっかり自分の課題を見直して、細かいところや足りない部分を埋めていきたい」と修正点を明確にしていく。

ジュニア時代から海外の試合を経験してきた。そんな丸尾が掲げる目標は、「世界一になること」。その言葉には18歳らしいまっすぐな思いと、“強い覚悟”がにじむ。若き逸材が、日本男子ゴルフ界に新たな風を吹き込もうとしている。(文・高木彩音)

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