ミラン、ウォーカーやJ・フェリックスの退団を発表…レンタル期間が満了に

 ミランは28日、イングランド代表DFカイル・ウォーカーやポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、イタリア人MFリッカルド・ソッティルが退団することを明らかにした。

 現在35歳のウォーカーは2017年夏にトッテナムからマンチェスター・シティに加入し、長らく右サイドバック(SB)の主軸として活躍。同クラブでは公式戦通算319試合出場6ゴール23アシストを記録し、プレミアリーグ4連覇やチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに大きく貢献してきた。

 しかし、2024-25シーズンの前半戦はパフォーマンスが安定せず序列が低下すると、500万ユーロ(約8億5600万円)と見られる買い取りオプションが付随したレンタル移籍で今年1月にミランに加入。初の国外移籍で公式戦16試合に出場した。

 現在25歳のJ・フェリックスは2019年夏にアトレティコ・マドリードの史上最高額の移籍金1億2000万ユーロ(約205億円)でベンフィカから加入した。しかし、移籍金に見合う活躍を見せることができず、2022-23シーズン後半はチェルシーにレンタル移籍。2023-24シーズンはバルセロナにレンタル移籍した後、2024年8月にチェルシーに完全移籍を果たした。

 2024-25シーズン前半戦は公式戦20試合出場で7ゴール1アシストを記録していたなか、出場機会が限られる状況から、今年2月にミランに買い取りオプションが付随しない形でレンタル移籍を果たし、公式戦21試合出場で3ゴール1アシストを記録した。

 現在26歳のソッティルはトリノやフィオレンティーナの下部組織出身で、今年2月にフィオレンティーナからミランにレンタル移籍で加入。契約には1000万ユーロ(約17億円)の買い取りオプションが付随していたが、公式戦8試合出場で得点に関与することはできなかった。

 3選手ともにレンタル移籍の期間が6月30日までとなっているなか、今夏限りでミランを離れることが明らかになった。

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