新ドラ投入で「人生ベスト」の『62』 27歳・吉田泰基が今季6人目初Vへ「ワンチャン自分も…」

<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 3日目◇28日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇6956ヤード・パー71>

日大ゴルフ部OBで、メジャー覇者の岩崎亜久竜らと同級生の27歳・吉田泰基が、「人生ベスト」となる「62」をマーク。さらに、9つのバーディ奪取も自己最多で、今季初のボギーフリープレーを達成した。「もちろん、うれしいです」と笑顔を見せる。
前半から好調なショットでチャンスを演出した。2番でバーディを先行させ、4番からは3連続バーディを奪取。後半は「少しショットがラフに行くこともあった」とやや乱れたが、それでも後半すべてのホールでパーオンに成功し、「パッティングに助けられた」と5つのバーディを加えた。

上がりの2ホールは「本当にラッキー。エッジからパターが入ってくれたり、最後はピンに当たってOKバーディだった」と振り返る。17番ではエッジからパターを沈め、最終18番はラフからの2打目(残り144ヤード)を46度で打ち、30センチにつけてバーディ締め。「久しぶりの首位争いというか、いいスコアで回っているから緊張しちゃって。でも、かなり自信にはなりました」と、プレッシャーの中で叩き出した「62」に胸を張った。

好スコアの要因の一つとして、今週火曜日にテストして即投入したキャロウェイ『エリート♦♦♦ MAXドライバー』(シャフトはフジクラのベンタスブルー6X)を挙げた。「もともとはノーマルのエリートドライバーだったんですけど、左のミスが多くて…。(♦♦♦ MAXは)少しつかまり顔だったので、フラットにしたら左に行かなくなった」と不安を解消し、気持ち良くティショットを打てている。最終日もこの新兵器を手に、ツアー初優勝を狙う。

今季はここまで8試合のうち、5試合で初Vが達成されている。「ワンチャンあるかな…自分も。いい流れに乗りたいですね」と胸の内を明かした。そのためにも「あすは気をつけるところをしっかり意識して、ルーティンを守ってショットしたい。チャンスにたくさんつけられたらいいなと思います」と意気込んだ。今季6人目となるツアー初優勝者の誕生となるか。(文・高木彩音)

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