
ブンデスリーガのザンクト・パウリは、ヘント所属の日本人MF横田大祐の獲得に動いているようだ。27日、ドイツ『キッカー』が報じている。
現在25歳の横田は川崎フロンターレの下部組織出身で、2018年夏にFSVフランクフルトの下部組織に加入。ラトビアやポーランドのクラブを渡り歩き、2024年1月にベルギーのヘントへ完全移籍した。2024-25シーズンは、カイザースラウテルン(ドイツ2部)にレンタル移籍し、リーグ戦25試合で4ゴール3アシストの成績を残した。
報道によると、今夏の移籍市場で攻撃陣の再編が求められているザンクト・パウリが横田に注目しており、獲得に向けた動きを見せている模様。アウクスブルクに移籍したエリアス・サードの売却によって得た移籍金200万ユーロ(約3億3000万円)を元手に、横田の獲得を狙っているという。
しかしながら、ヘントは同選手に対して400万ユーロ(約6億7000万円)の移籍金を要求しており、現時点で両クラブ間にギャップがあることも伝えられている。
なお、ザンクト・パウリは今夏、サードやモルガン・ギラヴォギを売却。さらに、ノア・ヴァイスハウプトのレンタル期間も終了し、所属元のフライブルクへの復帰が決定するなど、攻撃陣の戦力補強が急務となっている。