チーム名は「ChatGPTに考えてもらいました」 吉田優利が“妹分”馬場咲希をペアにご指名

<ダウ選手権 事前情報◇24日◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6287ヤード・パー70>

昨年はペアを組む予定だった稲見萌寧の欠場により、吉田優利は開幕前日に“初めまして”のイスラエル選手と急きょチームを組むことになった。今年は同じブリヂストンユーザーで年下の馬場咲希を早めに指名。「私が誘いました。馬場ちゃんが良かったです」。
日本ツアーではこれまでに2度、同組でラウンドしたことがある二人。吉田は馬場について「すごくかわいいですね。(実妹の)鈴よりも年下。もうひとり妹ができた感じ」と目を細める。馬場は吉田の妹・鈴の1つ年下。長女の優利にとっては、5歳年下の後輩がかわいくて仕方がない。

「ポテンシャルもすごくあるし、どこまで飛ばすんだろうっていう興味もある。すごく楽しみ」と期待を寄せる。横で褒められた馬場はニヤニヤが止まらない。「めっちゃうれしいし、めっちゃ楽しみです」と顔を手で覆いながら、終始照れていた。

チーム名は「ChatGPTに考えてもらいました」という。『吉田優利と馬場咲希でペアを組むんだけど、どんな名前がいいと思う?』という質問を皮切りに、『もう少し英語っぽく』『名前を掛け合わせて』と生成AIと会話を重ね、『Sakyurity(サキュリティ)』という名前が完成した。

「攻めていきたい。こうやって言ってもらっているからには気合も入る。全力で頑張りたい」。馬場が攻撃的になれるのは、隣に吉田がいるという安心感があるから。飛距離が武器の馬場が果敢に攻めて、仮にミスをしてもショートゲーム巧者の吉田がカバーしてくれるはず―。吉田は少し苦笑しながらも、「思い切ってやってもらって」と妹分のはつらつプレーを支えるつもりだ。

お祭りムードが漂う試合とはいえ、第2ラウンド終了後には予選カットがある。「一緒に楽しんでやりたいけど、4日間一緒にプレーもしたい。最初の2日間でこけないように、お互い協力しながら頑張りたい」(吉田)と意気込んだ。(文・笠井あかり)

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