昨年覇者デシャンボーも脱落 “世界一過酷な戦い”で有力選手たちが次々と予選落ち

<全米オープン 2日目◇13日◇オークモントCC(ペンシルベニア州)◇7372ヤード・パー70>

雷の影響でサスペンデッドとなった「全米オープン」第2ラウンド。“世界一過酷な戦い”と称されるこの大舞台で、多くの実力者たちが苦戦を強いられた。
そのひとりが、2020・24年大会覇者のブライソン・デシャンボー(米国)。トータル10オーバー・暫定91位タイで、現時点での予選カットライン(+7)を大きく上回る苦しい展開となり、予選通過は絶望的だ。

今季は「マスターズ」で5位、「全米プロ」で2位と、メジャーで好成績を挙げていた。連覇への期待も高まっていたが、難関オークモントCCの牙にかかるかたちとなった。全米オープンは今年で11回目の出場だが、予選落ちは3度目。2017年以来、8年ぶりのこととなる。

デシャンボーに限らず、優勝候補に挙げられていたセップ・ストレイカ(オーストリア)やホアキン・ニーマン(チリ)も予選落ち。歴代覇者たちも次々と姿を消す展開となっている。

2日間を終えて、アンダーパーはトータル3アンダー・暫定首位のサム・バーンズ(米国)らわずか3人。松山英樹はトータル7オーバー・暫定58位タイで予選通過ラインに滑り込んだ。

順延となった第2ラウンドは、翌朝7時30分に再開。全選手がホールアウトすれば予選カットラインが確定する。

【予選落ちが濃厚な主要選手】
パトリック・キャントレー(+8)
キャメロン・スミス(+8)
フィル・ミケルソン(+8)
ルドビグ・オーバーグ(+8)
トミー・フリートウッド(+9)
ゲーリー・ウッドランド(+10)
ブライソン・デシャンボー(+10)
ダスティン・ジョンソン(+10)
ホアキン・ニーマン(+10)
セップ・ストレイカ(+11)
ジャスティン・トーマス(+12)
ジャスティン・ローズ(+14)
シェーン・ローリー(+17)

externallink関連リンク

全米オープン リーダーボード 米女子マイヤークラシック 2日目の結果 松山英樹は決勝へ滑り込み「わずかなチャンスはあるかな」 ゴルフ世界長者番付発表 1位は収入147億円、松山英樹が9位にランクイン 本当に飛ぶドライバーは? リアルな飛距離を大公開【禁断のロボット試打】
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)