欧州5大リーグで二桁得点…確かな「自信」を掴んだ中村敬斗、飛躍の一年を“凱旋弾”で締め括れるか

 日本代表は10日、大阪府の『パナソニックスタジアム吹田』にてインドネシア代表とのFIFAワールドカップ26アジア最終予選・最終節に臨む。

 5日に敵地で行われたオーストラリア代表戦は、ほとんどの時間で主導権を握りながらもゴールネットを揺らすことができず、90分に痛恨の失点を喫して0-1で敗北。2次予選を通じて、今予選での初黒星という悔しい結果に終わった。

 帰国して迎えるインドネシア代表との最終節は、中村敬斗にとって長かった2024-25シーズンを締め括る一戦でもある。所属するスタッド・ランスでは公式戦40試合に出場し12ゴール3アシストをマーク。チームは2部降格の憂き目に遭ったが、中村自身は欧州5大リーグでの二桁ゴール達成と大きなインパクトを示した。「個人として結果を残せた年でしたし、フランスで二桁取れたので自信になりました」と前置きしつつ、次のように自身の活躍を振り返った。

「去年、南野(拓実)選手が9点で日本人歴代最高得点だったと思うので、近付くにつれてそこが超えたい目標でした。11点で超えることができたのは嬉しいですね。オーストリアリーグで二桁取っても世間的にはまだ認められていない感じがあったので、欧州5大リーグのフランスで二桁取れば認めてもらえるのかなというのは自分の中でありました」

 飛躍の一年をどのように締め括ることができるか。「ゴール前までは持っていけるとは思っているんで、最後はクオリティー。選手個人の質だと思っているので、そこを出したいと思います」と強調する中村。狙うはかつて所属していたガンバ大阪の本拠地である『パナソニックスタジアム吹田』での“凱旋弾”だ。

「もちろん出たい気持ちはありますし、出たらパナスタでゴールを取る姿をイメージして頑張りたいです。懐かしくて楽しみです。6年ぐらいはプレーしていないので、出場した時はみんなに良い姿を見せれればなと思います」

 インドネシア戦は10日(火)の19時35分キックオフ予定となっている。

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