100ヤード以内の精度を上げたい! ウェッジのハーフショットで“50ヤード”を体に刻もう

アイアンであれば、残り150ヤードは7番、残り140ヤードは8番と、10~15ヤード刻みで番手が決まっている。しかしウェッジとなると、100ヤード以内を2~3本でカバーしなければならない。吉田鈴や臼井蘭世のコーチを務める今野康晴は「ハーフショットを覚えてください」と話す。

僕のウェッジのロフトは、昔から52度と58度の2本。52度のフルショットは100ヤードで、58度のフルショットは80ヤードです。

ウェッジのロフトバリエーションやフルショットの距離は人によって違うと思います。臼井蘭世さんは50度のフルショットで110ヤード、58度のフルショットは80ヤードですから。僕はフルショットの距離の差を20ヤードにしたいので、52度と58度の2本にしています。
次に覚えたいのはハーフショットです。僕が通っていた練習場には50ヤードのところにカゴが置いてあったので、58度のハーフショットで50ヤードが基準になりました。

100ヤード以内の制度を上げるために、みなさんもフルショットの距離や練習環境に応じて、40ヤードや60ヤードでもいいので、ハーフショットで自分の基準となる距離を1つ作ってください。
■臼井蘭世
うすい・らんぜ/2002年生まれ、栃木県出身。日本ウェルネススポーツ大学1年生の時から今野に師事。マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーに参戦しながらプロテスト合格を目指している。昨年、ツアー初優勝を挙げた臼井麗香は姉。

■今野康晴
いまの・やすはる/1973年生まれ、岐阜県出身。ツアー通算7勝のショットメーカー。2005年には2勝を挙げて獲得賞金1億円を突破、賞金ランキング2位に入った。現在は国内シニアツアーでプレーしながら、吉田鈴や臼井蘭世のコーチを務めている。京葉カントリー倶楽部所属。

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ドライバーがナイスショットしたときに限って、次のウェッジでダフったりトップしたりしていませんか? 関連記事【一番長くて軽いドライバーと短くて重いウェッジ、フルショットが同じでいいわけない!?】を読んで、ウェッジのフルショットの基本を頭に入れておこう。

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