ミランが公式戦連勝を達成…コンセイソン監督は自身の去就にも言及

 ミランを率いるセルジオ・コンセイソン監督がヴェネツィア戦を振り返った。27日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。

 セリエ第34節が27日に行われ、ミランは敵地でヴェネツィアと対戦。降格圏に沈む相手との一戦で、ミランはクリスティアン・プリシッチとサンティアゴ・ヒメネスのゴールで2-0と勝利を収めた。

 コンセイソン監督は試合後、「ダービーの後の試合で、数カ月の間、欠けていた集中力を維持するのは簡単ではなかった」とコメント。23日にインテルとのダービーマッチを制し、コッパ・イタリア決勝進出を決めた直後の試合の難しさを語ると、「彼ら(ヴェネツィア)は、ダイレクトなプレーを志向し、前線にはスピードのある選手を揃えている、質の高いチームだ。それでも勝ち点3を獲得したいという強い気持ちは変わらなかった」と続け、公式戦連勝を飾ったチームの集中力を評価した。

 昨年12月にパウロ・フォンセカ前監督の後任として就任したコンセイソン監督だが、今シーズン終了後に退任する可能性が高いと報じられている。自身の将来について質問を受けると、「今、大切なのはコンセイソンではなく、ミランだ。私を含めたスタッフ陣は、毎日懸命に働いている」と語り、今シーズンの役割を全うする考えを示している。

 さらに冗談交じりに「1カ月くらいしたら言いたいことを言うよ」と、腹に一物があることをほのめかすと、「アルガルヴェ(ポルトガル南部の地域)で10年の休暇を過ごしたり、他のアイデアもあるかもしれないね」と続け、ミランとの別れが近いことを示唆した。

【動画】ミランが勝利! セリエ第34節ハイライト

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