CL出場を目指すフライブルク、ヴォルフフスブルクを破り3連勝! 堂安律は決勝弾の起点に

 ブンデスリーガ第31節が26日に行われ、フライブルクは敵地でヴォルフスブルクと対戦した。

 前節終了時点で14勝6分10敗を記録し、勝ち点「48」を積み上げて5位につけるフライブルク。4位のライプツィヒを勝ち点差わずか「1」で追いかけており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も十分に狙える立ち位置だ。今季2度目の3連勝を目指す今節は、10勝9分11敗の勝ち点「39」で12位につけるヴォルフスブルクの本拠地に乗り込む。フライブルクに所属する堂安律はスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は序盤からフライブルクがチャンスを作り出す。14分、右からのクロスボールに反応したルーカス・へーラーのヘディングシュートは枠を外れるが、20分には堂安が絡んでビッグチャンスが生まれる。マキシミリアン・エッゲシュタインからのパスを堂安がフリックすると、前を向いたヴィンチェンツォ・グリフォがスルーパスを通す。抜け出したジュニア・アダムが左足で狙ったが、シュートはわずかにポストの右へ。

 続く24分には、ヴォルフスブルクを窮地に立たせるプレーが起こる。ピッチ中央付近でボールを収めたアダムがマクシミリアン・アルノルトに倒されると、足裏を見せていたとして、このプレーにレッドカードが提示される。アルノルトは退場処分となり、ヴォルフスブルクは10人での戦いを強いられる。

 前半はスコアレスのまま終了したが、後半に入ると立ち上がりの49分に均衡が破れる。堂安からのスルーパスで、へーラーが右サイド深い位置に侵入すると、ボックス右でマイナスへの折り返しを受けたマックス・ローゼンフェルダーが、体勢を崩しながらも左足で狙い澄ましたシュートを叩き込む。1人多いフライブルクが先手を取った。

 試合はこのままタイムアップ。フライブルクは試合を決める2点目こそ奪えなかったが、1点リードを守り切り、今季2度目となる3連勝を達成。今節は3位フランクフルトと4位ライプツィヒの直接対決が予定されているが、その前に勝ち点「3」を上乗せし、暫定で4位に浮上した。堂安は終盤の87分までプレーし、途中交代でピッチを後にした。

 次節、バイエルンは5月3日に敵地でライプツィヒと、マインツは5月4日にホームでフランクフルトと、それぞれ対戦する。

【スコア】
ヴォルフスブルク 0-1 フライブルク

【得点者】
0-1 49分 マックス・ローゼンフェルダー(フライブルク)

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