今週の米国男女ツアー勝者のドライバーに共通点、どちらが「ハイロフト」だった?【WITB】

米国男子ツアーの“裏大会”の「コラレス・プンタカナ選手権」は、25歳のガリック・ヒーゴ(南アフリカ)が3バーディ・3ボギーの「72」でトータル14アンダーとし、4年ぶりの2勝目を飾った。また、米国女子ツアー「JMイーグルLA選手権」は、LPGAメンバーとして僅か4戦目のルーキー、イングリッド・リンドブラト(スウェーデン)が嬉しい初優勝を飾った。
クラブ契約フリーのガリック・ヒーゴと、PING契約のイングリッド・リンドブラトだが、2人ともボールはタイトリスト契約で『プロV1』を使用。そして、メーカーやモデルは違うものの、かなり“ハイロフト”なドライバーを使用していることも共通していた。
 
まず、ヒーゴの使用1Wの詳細について、契約外にて名をふせて米国アクシネット社が「コラレス プンタカナ選手権で『GT2』の11.0°(A4 SureFitホーゼル、Tour AD DI 7 X) が使用されました」と明かす。A4は+1.5°ロフトを増やす可変ポジションのため、実質ロフトは12.5°で平均316.1yd(5位T)、FWキープ率75%(50位T)をマークしていた。
 
また、米国PINGはリンドブラトの『G440 LST』(表示10.5°)ドライバーについて「彼女のエースドライバーのスペックは、実質ロフト11.75°、ライ角フラット+でCGポジションはニュートラルです」と明かす。こちらは平均263.5ydで、FWキープ率は57.1%だった。2人の使用ギアは下記のようになる。
 
【ガリック・ヒーゴのタイトリスト使用ギア】※クラブは契約外
1W:タイトリストGT2(11.0°A4ポジションTOUR AD DI-7X) 
UT:タイトリストTSR2(21.0°TOUR AD DI-HY105X) 
4I~PW:タイトリストT100(プロジェクトX 6.5) 
A,S,LW:ボーケイSM10(50.12F/56.10S/60.04T DG S400)
BALL:タイトリストPro V1
 
【イングリッド・ランドブラトの使用ギア】 ※全てピン
1W:G440 LST(実質11.75°スピーダー569エボ5 S 45.25㌅D2 )
4W:G440 MAX(17°PING ALTA CB BLUE S 43㌅D1)
7W:G440 MAX(実質19°TOUR AD DI-6S 41㌅D1)
5U:G440(26°TOUR AD DI-HY75 S 39㌅D1)
5I~UW:i230(DG XP95 R300硬め番手ずらし)
W:s159(50S, 54S, 60T 〃 )
PT:PLD Prime Tyne
BALL:タイトリストPro V1

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