加入後初得点のインテルDFパヴァール、古巣バイエルンに謝罪「敬意を欠く意図は全くなかった」

 インテルに所属するフランス代表DFバンジャマン・パヴァールが、古巣バイエルンに謝罪をした。

 現在29歳のパヴァールはリールやシュトゥットガルトでのプレーを経て、2019年夏にバイエルンに加入。右サイドバック(SB)を主戦場に公式戦163試合出場で12ゴール12アシストを記録し、4度のブンデスリーガ制覇など、多くのタイトル獲得に貢献した。そして、2023年8月にインテルに完全移籍となり、ここまで公式戦65試合に出場している。

 そんなパヴァールは、16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグの古巣バイエルン戦でチーム2得点目を挙げ、試合は2-2のドローに終わったものの、2試合合計4-3で準決勝に進出したチームに貢献していた。

 なお、この得点がインテル加入後初ゴールとなっていたパヴァールは本拠地『サン・シーロ』でチームメイトともに喜びを爆発させていた。しかし、昨年バイエルンのレジェンドであるフランツ・ベッケンバウアー氏が亡くなったことを受け、死後に永久欠番となった背番号「5」を着用した最後のバイエルンの選手となっていたパヴァールは、この喜びが不適切だとの指摘を受けていた。

 これを受け、パヴァールは自身の公式インスタグラムのストーリーズを更新。「バイエルンは僕が今の選手になる機会を与えてくれた」と綴りながら、次のように古巣バイエルンとそのサポーターたちに謝罪をした。

「このチームは長年僕のホームだった。背番号5を背負った最後の選手となり、レジェンドの遺産を継承できたことはこの上ない名誉であり、決して忘れることはない。僕のセレブレーションはチャンピオンズリーグ準々決勝でプレーする少年の喜びに過ぎない。バイエルンのファンたちへの敬意を欠く意図は全くなかった。たくさんの愛を」

【ハイライト動画】インテルvsバイエルン

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