ニャブリ、今夏はバイエルン残留が濃厚に…売却噂のコマンにはアーセナルやサウジ勢が関心か

 バイエルンに所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリとフランス代表FWキングスレイ・コマンの去就に注目が集まっている。14日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が最新状況を報じた。

 元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーやカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィス、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ、同MFジャマル・ムシアラら主力選手と次々と新契約を締結しているバイエルン。現行契約が6月末で満了となるドイツ代表FWレロイ・サネにも契約延長オファーを提示したことが報じられる中、ウイング(WG)の主力を担うニャブリとコマンについては今夏の移籍も噂されており、去就は不透明となっている。

 報道によると、現行契約が2026年6月末までとなっているニャブリについては今夏の残留が濃厚とのこと。現時点で市場調査や他クラブとの交渉は行われておらず、選手自身もバイエルンでのキャリア継続を望んでいるという。

 一方で、コマンについては高額の移籍金獲得が見込めることから、2027年6月末の契約満了を待たずして今夏に退団する可能性が高いと報じられている。すでにアーセナルが代理人と接触しているほか、サウジアラビアの複数クラブも獲得に興味を示している模様。プレミアリーグへ移籍する場合は3500万ユーロ(約57億円)から4000万ユーロ(約65億円)、サウジ・プロフェッショナルリーグへ移籍する場合は5000万ユーロ(約81億円)超の獲得をバイエルン側は見込んでいるようだ。

 現在29歳のニャブリはアーセナルやブレーメンでプレーした後、2017年夏にバイエルンへ完全移籍加入。ホッフェンハイムへの1年間のレンタル移籍を経て主力に定着し、ここまで公式戦通算274試合出場92ゴール56アシストという成績を残している。一方、現在28歳のコマンはパリ・サンジェルマン(PSG)やユヴェントスを経て、2015年夏からバイエルンでプレー。ここまで公式戦通算329試合に出場し69ゴール69アシストをマークしている。

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