
<マスターズ 3日目◇12日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>
海外メジャー今季初戦「マスターズ」の第3ラウンドで、ミンウー・リー(オーストラリア)に1罰打が科された。
問題が発生したのは13番パー5。フェアウェイで2打目を打つ前にボールが動いたため、リーは競技委員を呼んで確認を依頼。結果として、リーの行動によってボールが動いたと判断され、規則9.4b(※)に基づき1罰打が科された。ホールは3オン2パットで終えたが、スコアカードには『6』が記入された。
ボールが動いた瞬間や裁定が下された場面の映像は残されておらず、大会公式サイトのショットリンク(一打ごとをリアルタイムに追跡できるシステム)にも該当シーンは掲載されていない。競技委員とのやり取りの詳細についても、現時点では明らかにされていない。
22位から出たリーは、1バーディ・6ボギーの「77」でホールアウト。トータル4オーバー・48位タイに後退した。2週間前の「テキサス・チルドレンズ・ヒューストン・オープン」で米ツアー初優勝を挙げたばかりで、今大会は4度目の出場となっていた。
※規則9.4b
球を拾い上げること、故意に球に触れること、球を動かす原因となったことに対する罰
プレーヤーが止まっている自分の球を拾い上げたり、故意に触れたり、動かす原因となった場合、そのプレーヤーは1罰打を受ける