新体制ユヴェントスに痛手…“守備の要”ガッティが左足腓骨を複雑骨折、最低1カ月の離脱へ

 ユヴェントスは3月31日、同クラブに所属するイタリア代表DFフェデリコ・ガッティのメディカルレポートを発表した。

 セリエA第30節が29日に行われ、ユヴェントスは本拠地『アリアンツ・スタジアム』でジェノアと対戦。25分にトルコ代表FWケナン・ユルディズが華麗なドリブル突破から叩き込んだゴールを守り切り、イゴール・トゥドール新監督の初陣を白星で飾った。

 同試合に先発出場していたガッティは、序盤の13分にカウンターからピンチを迎えた場面、素早い戻りを見せてイタリア代表FWアンドレア・ピナモンティのシュートをなんとかブロック。しかしながら、シュートモーションに入ったピナモンティの足がガッティの左足に入る形となってしまい、ピッチに倒れ込む。治療の末に、1度は起き上がってプレーを続けたものの、ユルディズの得点が生まれた直後の25分、フランス人DFピエール・カルルとの交代でピッチを後にしており、状態が心配されていた。

 同試合から2日後、ユヴェントスはガッティのメディカルレポートを発表。クラブのメディカル部門によるX線検査の結果、左足の腓骨骨幹部に複雑骨折が確認されたという。ユヴェントスは離脱期間等を明らかにしていないものの、『スカイ・イタリア』等複数の現地メディアの情報によると、少なくとも1カ月は戦線離脱を強いられる見込みだ。

 第30節を終えた時点で14勝13分3敗を記録し、勝ち点「55」を積み上げて5位につけるユヴェントス。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得のため、新体制でここから波に乗っていきたいところだが、ここまで行われた公式戦40試合のピッチに立つ“鉄人”を負傷の影響で欠くことが決まってしまった。

 次節は6日に行われ、ユヴェントスは敵地で6位につけるローマとの上位対決に臨むが、ガッティは同試合に出場することができない。現時点で4位につけるボローニャとの直接対決は5月4日に控えているが、同試合に間に合うか否かも不透明だ。

【ハイライト動画】ユヴェントスが新体制初陣を白星で飾る!

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