強風はお手の物? 古江彩佳は米本土初勝利なるか…「少しは気合いを入れないと」

<フォード選手権 3日目◇29日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6661ヤード・パー72>

4打差6位からでた古江彩佳が8バーディ・3ボギーの「67」をマーク。首位と3打差のトータル15アンダーで最終日を迎える。
「たくさんバーディを獲っていけたのはいいラウンドだったけれど、池に2回も入れてしまったのは悔しい」。3日目のラウンドをこう振り返った古江は、バーディを量産したものの、それぞれ池ポチャとした3番、14番のボギーを悔やんだ。

「ダボにしない方が自分は大事だと思っていた。池に入ったのは仕方がないなと思っていたので。まずはボギーでおささえられてよかった」。ダメージを最小限に抑えられたことは評価しつつ、「トップのスコアには追いつきたいと思っていた。その辺はぼちぼちいいラウンドができた」と手応えも感じている。

強い風が吹く中、初日からここまで60台を並べ、安定したプレーを見せている。米ツアー初優勝はスコットランドのリンクスということもあり「(風は)嫌いじゃないと思うので、自信を持っていきたい。キャディのマイクもスコットランド出身で、コースのイメージがしやすいところは、たくさん助けられている」。難コンディションとの相性も悪くない。

米ツアー2勝を挙げるが、ここまで米本土での勝利を手にしていない。「少しは気合いを入れないといけないなと思っている。目の前のことに集中できたらつながってくれると思う」と意気込んだ。

昨年7月のメジャー「アムンディ・エビアン選手権」以来のツアー3勝目が見える位置。「簡単には落としてくれないメンバーだと思いますけど、自分もバーディを狙って行って、まずは追いつけるスコアに持っていけるようにしたい」。世界ランカーが軒並み出場する厚いフィールドの中、同ランク7位の実力を発揮し続けている。

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