伊メディアがキエーザの退団を“確実”と報道…移籍先の最有力候補はナポリ? 本人も前向きな姿勢か

 リヴァプールに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが同クラブ退団を決断したようだ。22日、イタリアメディア『カルチョ・メルカート』が伝えている。

 現在27歳のキエーザはフィオレンティーナの下部組織出身で、2016年8月にトップチームデビュー。2019-20シーズンには公式戦37試合出場11ゴール6アシストを記録し、2020年10月にユヴェントスへとレンタル移籍した。1年目から攻撃陣を牽引する輝きを放ち、加入約2年後に完全移籍へ移行。度重なる負傷に悩まされていたものの、昨シーズンは公式戦37試合出場10ゴール2アシストをマークした。しかし、リヴァプールに加入した今季は定位置確保に至っておらず、ここまで公式戦11試合出場2ゴール1アシストにとどまっている。

 大きな期待とともにイングランドの地へとやってきたキエーザ。しかし、4年間契約を締結して加わったリヴァプールでは不遇の時期を過ごしており、プレータイムが合計387分と限定的であることから、早くも他クラブが獲得を画策中と噂されている。

 そんななか、『カルチョ・メルカート』がキエーザの去就について「退団は確実」と報道。「リヴァプールは完全移籍だけでなく、レンタル移籍の形での放出も検討しているようだ」と主張しつつ、併せてセリエA復帰の可能性を指摘した。なお、移籍先の最有力候補として挙げられたのがアントニオ・コンテ監督率いるナポリ。同監督が来季もクラブに留まる場合はキエーザ獲得を強く要求する可能性があると説明しながら、選手側もナポリ加入に前向きな姿勢を示していると報じた。

 また、ナポリのスポーツディレクターを務めるジョヴァンニ・マンナ氏の存在についても言及。同氏とキエーザの良好な関係性を根拠のひとつに挙げ、「現時点では単なるアイデアの段階だが、今後数カ月の間に具体的な交渉へと発展する可能性が高い」と伝えている。

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