
日本代表は20日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第7節でバーレーン代表と対戦し、2-0で勝利した。この結果、8大会連続のワールドカップ出場が決定した。
世界最速でワールドカップ出場の権利を勝ち取ったのは日本だった。バーレーン代表戦後には、国際サッカー連盟(FIFA)やワールドカップの公式Xアカウントが拍手や万歳の絵文字で日本代表のW杯出場権獲得を祝福。海外でも、サムライブルーの活躍が話題に上がっている。
イタリアのスポーツ専門誌『トゥット・スポルト』は20日(現地時間)に「元ラツィオ選手のおかげで、日本代表は2026年のワールドカップ出場が決定。出場権獲得第1号に」と題した記事を掲載。スコアレスで迎えた63分に途中投入され、直後の66分に貴重な先制弾をマークしたMF鎌田大地(2023-24シーズンにラツィオ在籍)にフォーカスした。
また、同誌は「日本代表にとって、ワールドカップ出場は8大会連続となる。これはアジアのライバルたちと比べた際の強さの証明であり、また彼らが好調な時期を過ごしていることの証明でもある」と、日本代表が継続して進化を続けていることに言及。「日本のサッカーは大きく成長し、才能ある選手が世界中で活躍している。ブライトンのミトマとレアル・ソシエダのクボが特に目立っており、ドウアン、フルハシ、イトウ(伊東純也)も忘れてはいけない。ミナミノとカマダも多才で有能な選手で、いずれも欧州ではよく知られている」と、前線のタレントの豊富さに目をつけた。
さらに「バランスを保つのはリヴァプールのエンドウで、必要に応じてセンターバックとしてもプレーできる。ゴールには“イタリア人”スズキが鍵をかける」と、キャプテンの遠藤航やパルマでプレーする守護神の鈴木彩艶についても触れた。