米女子ツアーは“スロープレー徹底排除”に本気! さらなる罰則強化策を発表「タイム計測される選手が少なくなると信じている」

スロープレー撲滅を目指し、2月に新ルールを導入した米国女子ツアーは19日、さらなる罰則強化策を発表した。
まずレギュラーツアーのLPGAツアーでは、今季の残り試合(T-モバイル・マッチプレー、全米女子オープン、ダウ選手権、AIG女子オープンを除く)でタイムを計測されたホールが『40以上』となった選手には「罰金」が課せられる。同ルールは次週、3月27日に開幕する「フォード選手権」(アリゾナ州)から導入される。

一方、原英莉花らが参戦する下部のエプソンツアーでも導入され、今季残りで20ホール以上の計測があれば「罰金」となる。こちらは4月25日開幕の「IOA選手権」からとなる。

LPGAツアー選手会長のビッキー・ゲッツ(米国)は、「データを解析した結果、シーズン中に40ホール以上のタイムを計測された選手は、スロープレーの一因になっているという結論に達した」とコメント。「6秒を超えた選手に罰打を科すというこのポリシーの追加によって、最初の警告でプレーを早くする選手の数が増え、ポジションから外れる選手が減り、その結果、タイムを計られる選手が少なくなると信じている」と続けた。

米国女子ツアーでは今年2月、「1打の持ち時間を1〜5秒超えると罰金、6〜15秒で1罰打、16秒以上オーバーすると2罰打となる」という新ルールを発表していた。なお罰金の金額については公表されていない。(文・武川玲子=米国在住)

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