「学びのチャンスを与えてくれてありがとう」バーレーン代表、5失点敗戦を糧に日本から金星狙う「不可能はない」

 バーレーン代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選 日本代表戦に向け、会場の埼玉スタジアム2002で公式会見・公式練習に臨んだ。

 バーレーンはここまで1勝3分け2敗でアジア最終予選C組で5位となっている。現時点では出場圏外であるが、2位オーストラリア代表との勝ち点差はわずかに「1」。残り4試合での逆転突破を狙う。ワールドカップ初出場に向け、今月14日(金)と早めに日本入りし、万全の準備を進めてきた。バーレーンを率いるドラガン・タライッチ監督は「日本はアジアにおけるベストのチームであり、世界で見てもトップ15〜20位に入ると思う。日本は最終予選でここまで順調だと思いますし、ワールドカップ出場はほぼ確定している。それでも自分たちは勝つために来ています」と意気込んだ。

 バーレーンから見た日本戦の成績は、2勝0分け10敗と大きく負け越しており、第2節の対戦では0−5と大敗を喫している。タライッチ監督は「バーレーンにとって学びの場となりました。学びのチャンスを与えてくれてありがとう」とコメント。アジア最終予選ではここまで全6試合に先発しているMFアリ・マダンも「不可能はないと思う。チーム一丸となって臨み良い結果を出したい」と敵地での勝利を誓った。イスラム教徒が人口の大多数を占めるバーレーンにとって、現在はラマダン(断食)期間中となるが、アリ・マダンは「慣れているので、初めての経験ではない。全てを尽くして勝つための試合をしたい」と話している。

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