カタール切符掴んだ3年前の活動は選外…鎌田大地「今いられることに幸せを感じてやっていけたら」

 日本代表は17日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選 第7節バーレーン代表、第8節サウジアラビア代表とのホーム2連戦に向け、千葉県内で始動した。日本代表はアジア最終予選C組でここまで5勝1分け無敗・22得点2失点と圧倒的な強さを見せ、ワールドカップ出場に王手をかけた。次戦のバーレーン戦に勝利すれば、8大会連続8回目のワールドカップ出場が決定する。

 鎌田大地は所属するクリスタル・パレスが先週末に公式戦の開催がなかったため、時差調整も兼ねて早めの帰国。「いいリフレッシュになった」と日本でしばしのオフを過ごし、気持ちを切り替え日本代表活動に専念する。鎌田はアジア最終予選5試合に出場し、苦手としていたアウェイでのサウジアラビア代表戦では貴重なゴールを決めた。「今、この位置にいるのは当たり前じゃないと思います。しっかりと自分たちが続けてきた努力だったり、ハードワークのおかげで今ここにいることができている。次の試合でワールドカップ出場を決められるように、チームとしてはやっていきたい」とバーレーン戦を見据えた。

 前回のアジア最終予選では3試合の出場にとどまり、カタール行きの切符を掴んだ2022年3月の活動は選外だった。「代表チームにいられることは当たり前じゃないし、今いられることに幸せを感じてやっていけたらいいなと思います。大事な試合でチームに貢献できれば」と意気込む。カタール大会では中心選手として活躍し、第二次森保ジャパンでも中核を担っている。「代表に対する気持ちの部分は、自分なりに多少変わったりもしています。年齢もある程度代表の中では上になってきて(※現在28歳)チームのことも考えたりしないといけない」と前回とはまた違った心境で臨んでいるようだ。「(年齢が)上の人たちの代表に対する姿勢を見てきました。前回のアジア最終予選はすごく苦労した部分もあるので、しっかりとみんなが『代表のために』という気持ちを持っている。それが今の代表の良さでもあると思う」とチームの結束力の高さ、快進撃の秘訣を説いた。

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