MF佐野海舟を現地紙「謙虚な働き者」と称賛 アミリ&ブルカルトの独代表選出にも貢献と評価

 マインツMF佐野海舟の今シーズンのパフォーマンスが13日に地方紙『フランクフルター・ルントシャウ』で称賛された。

 マインツは昨シーズンまで残留争いをしていたが、今季はバイエルン、レヴァークーゼンに次ぐ3位につけ、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に近づいている。チームの中心選手であるFWヨナタン・ブルカルトとMFナディーム・アミリは、今月13日に発表されたユリアン・ナーゲルスマン監督率いるドイツ代表に選出され、同国内でも注目を集めている。

 ただ、地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』は、ブルカルトとアミリが活躍している背景には、佐野の存在があると指摘。佐野について「マインツの謙虚な努力家(働き者)」と表現したうえで、「ドイツ代表に選出された2人が称賛されているが、彼らをサポートしている人物を見落としているようだ。それは完璧な補強選手である勤勉な日本人選手だ」と称賛した。

 佐野のプレースタイルについては、ハードワークできる一方でインテリジェンスもある珍しいタイプであると分析し、「彼を獲得するために鹿島アントラーズに支払った250万ユーロ(約4億円/推定)は十分に価値があった」と評価した。

 また、佐野が活躍する決め手となったのは、シーズン序盤にボー・ヘンリクセン監督、アミリと交わした会話だったと解説し、「ヘンリクセン監督は、2人がお互いを信頼し合うだけでブンデスリーガで最高のボランチコンビになれると伝えた。それが今日に至るまでのハイパフォーマンスの要因となっている」と説明している。

 現在3位のマインツは、15日に日本代表MF堂安律が所属する5位フライブルクとの上位対決に臨む予定となっている。

【ハイライト動画】佐野海舟プレー集(第25節ボルシアMG戦)
 

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