”バンカー越えアプローチ”でハンドファーストで打つからミスに!?  男子シードプロはクローズに構えてヘッド先行で振っていた!

グリーン周りまでボールを運んだら、そこから2打以内で上がりたいもの。しかし、チャックリやザックリ、ダフリなどでスコアを崩してしまう人が多いのでは?もったいないミスをなくすにはどうすればいいのか。ツアープロの勝俣陵にミスを回避するアプローチ術を聞いてみよう。
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セカンドでグリーン近くまで寄せたのにバンカー越えが残ってしまうということもあると思います。この状況で避けたいのは、ザックリしてバンカーに入れること。原因は手元が先行して刃が刺さってしまうからです。

球を浮かせたいときはバンスを使って打つようにしてください。バンスを地面に当ててインパクトすることで、ザックリなどのミスを防止でき、フワッと球を上げられますよ。

アドレスではフェースを開いて構えることが重要です。バンス角が大きくなり、ソールが滑りやすくなります。ただし、バンスを使えるアドレスが完成しても、手元を前に出してインパクトすると球は上がりません。スイング中は、ヘッドを先行させることを意識してください。

アドレスの段階でクローズスタンスにしておくと、ダウンスイングで左サイドに壁ができ、ヘッドを走らせやすくなります。また、「アドレス位置にヘッドを戻す」ことをイメージしてインパクトすると、ヘッドが先行してバンスが地面に当たり、球を上げやすいですよ。
■勝俣陵
かつまた・りょう/ 1995年生まれ、埼玉県出身。日大3年時の2016年にプロも出場した『埼玉オープン』を制覇。翌年プロ転向し、20-21シーズン21年の下部ツアーで賞金ランク12位に入った。昨季はレギュラーツアーで賞金ランク45位に入り、3年連続シード権を維持。JPアセット証券所属。

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